株式会社メゾンモロージャパン

創業者のルイ・モローは、1764 年に家具職人となり、革命前にはフランスの上流階級たちのために優れた家具を製作していました。革命期に入ると著名な木工職人であり金細工職人でもあったマルタン･ギョーム･ビエネとコンビを組むようになります。帝政時代の初頭には皇帝ナポレオンが自身の家具製作者として彼ら
を指名したことで、いまに残る素晴らしい作品を生み出すとともに、時代のシンボリックな存在となります。
1805 年、皇帝がカンヴァセレス王宮に献上するためのトランクの製作を受託したことをきっかけに、トランクの製作を開始しました。キャビネット製作と金属溶接の職人技をトランク製作に応用できるようになると、折りからの旅行ブームに呼応するように、信じ難いほどの成功を収めることになりました。
1882 年、フォーブル・サントノーレにLA MAISON MOREAU の店舗がオープンする頃には、大旅行時代が始まり、モノグラムをあしらった象徴的なトランクが次々に世に送り出されました。
そして今日、その神話的とも言える職人技は、トランクからファッション・アクセサリーへと移り変わりましたが、喜びと完璧を求める文化という同じDNA は脈々と受け継がれているのです。
LA MAISON MOREAU は、ハッピーでコンテンポラリーなラグジュアリーと、パリジャンのエレガンスが融合されたブランドなのです