• 【驚喜人紹介 #3】"洋服好きには堪らない環境" RINKAN 銀座店 西村卓純

    お客様に対して自分らしく接することが大切だと分かった。

    ~衝撃を受けたセリフ~

    「アパレルの仕事をしたいけど、販売員はずっと立場が低そうでいやだな」
    そんな偏見とわがままな気持ちを抱えながら、就活をしていた大学時代。

    ある時、東京に用事があったのでそのついでに買い物でもしようとふらっと入ったお店がArchive Storeでした。気がつけば小一時間の談笑。初対面のスタッフなのに会話が止まらなくて、その流れで当時抱えていた一番の悩みである就活の話をしていました。そこでこんなことを言われたんです。
    「この映画、販売員のすべてが詰まってますよ」
    そんな映画本当にあるのだろうか。そもそも就活の話だったのになぜ最終的におすすめの映画をレコメンドされたのか。半信半疑のまま、帰りの新幹線でその映画を観てみることに。

    映画の中で、アパレル販売員の女性はお客様に対して、
    「今の服だと似合ってないから、こっちの服に全部変えなさい」
    などとアドバイスをしていました。衝撃でした。そんなこと言っていいんだって。でもその真意は、お客様に対して自分らしく接すること、正直に心を開いて信頼を届けることが大切であるということに気づきました。

    僕はその晩、未来ガ驚喜研究所という会社へのエントリーシートを書き進めていました。

    ~ある眼鏡屋~

    僕は最初に配属された店舗のスタッフルームで頭を抱えていました。
    「買取の施策」という壁にぶち当たっていたんです。

    店舗にアイテムを売りに来てくれるお客様はいても、その後も継続的に来てくれることが少ないのでこれを何とか解決できないか、とのこと。買取金額を上げる…などと凡庸なアイデアしか浮かばず苦戦している時にふと思い出したのは、ある眼鏡屋の話でした。

    通常、眼鏡屋というのはお客様にフレームを選んでもらい、レンズを選んでもらい、商品を購入してもらったらそれで終わり。しかしその眼鏡屋は、お客様の購入後にフレームや度数の調整など、メンテナンスのサービスを無料で行ってくれる。この手法は使える!と思いました。
    さっそく一定金額以上の買取や購入をしてくれたお客様に無料でスニーカーのクリーニングを行うサービスを始めてみました。これがかなり好評だったんですよね。サービス目当てのお客様が定期的に来てくれるようになって見事、壁撃破。

    お金だけじゃない関係というのはとても気持ちがいいものなんだなと実感しました。

    ~嬉しい連絡~

    今現在、僕はバイヤーを担当しています。

    バイヤーとはお客様がお持ちいただいたアイテムを査定して、確かな知識で本物か偽造品かを見分け、適正な値段を付けて仕入れるという、二次流通の会社の根幹を担うとても責任のある役職です。しかし、実際にお客様と接するのはお客様が来店してから査定して金額を伝えるまでのわずかな時間のみ。この短い時間の中でお客様に気に入ってもらえて「また来るね!」と言ってもらえるかが重要です。

    僕はまず連絡先を交換することからスタートしてお客様との距離を縮め、会話の内容や接し方で、どうしたら「また来るね!」を引き出せるかを常に意識しながら査定をしています。だからこそ、後日LINEを送ってくださったり、またお店に来てくださったりする時が一番幸せを感じます。

    たまにお客様に「売りたいものはありませんか」とLINEを送ると、コレクションでしか見たことのないアイテムや、貴重なアーカイブなどの写真が不意に送られてきたりします。

    そんな時は、やっぱりファッション好きには堪らない環境で仕事をしているんだなと改めて思いますね。

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