業界特化型媒体で初の試み！複数名の採用に成功したアパレルリユース企業の手法とは？

今回お話を伺ったのは、ブランド古着の買取・販売でおなじみの「BAZZSTORE（バズストア）」を展開する株式会社リンク。

大手求人サイトで採用活動を行うも、応募者と求めている人材のギャップに悩んでいたところ、READY TO FASHIONを利用し、半年間で10名の採用に成功しました。

管理部 人事総務課の柿木様と寺嶋様のお二方にインタビュー。採用活動の方針やREADY TO FASHIONの活用方法、この先の展望についてお話を伺いました。

正社員主軸の採用体制へ。運用方法の変化による採用への課題

──事業内容をお聞かせください。

柿木様（以下、柿木）　ブランド販売買取店「BAZZSTORE（バズストア）」の店舗運営を行っています。2012年に創業して以来、古着を中心としたリユース文化を広めるべく都内に店舗を展開し、現在では14の直営店を運営しています。

従業員数は120名ほどで、現在は従業員数の8割を正社員で構成しています。

──店舗数も多い中で正社員主体で動かれているのは珍しいですね。

柿木　以前は1店舗あたり1〜2名ほどしか正社員を配置しておらず、アルバイトを主体に運営していました。しかし、コロナ禍を経て従業員一人ひとりの雇用を守るという観点と、正社員を増やすことによる店舗環境や接客のクオリティ向上の観点から、正社員を主体とした組織体制にシフトしました。

──そうだったんですね。これまでの採用活動はどのようにされていたのでしょうか？

柿木　アルバイトの採用では、費用のかからない求人広告媒体で応募が集まっていたのですが、正社員の採用を増やすにあたって従来の採用手法では募集が集まりづらかったり、大手求人サイトを利用しても古着屋アパレル業界に対する熱量がある方からの応募が少なかったりと苦戦を強いられました。

半年間で、目標を大きく上回る10名の採用に成功

──そんな中、READY TO FASHIONを利用するに至った経緯を教えてください。

柿木　募集の間口を広げようといろいろな求人サイトを探していた時に、最初に目がついたのがREADY TO FASHIONでした。アパレル業界特化型の媒体だったので、最初は一次流通のアパレルメーカーがほとんどかと思っていたのですが、古着やリユース系の企業も求人を掲載されていたので、まずはお話を聞いてみようと問い合わせをさせていただきました。

──実際に利用してみていかがでしたか？

寺嶋様（以下、寺嶋）　実は、ファッション特化の求人サイトであるがゆえにリユース企業である当社に馴染む方がいるのか、実際に採用につながるのかなどの懸念から、READY TO FASHIONを導入するに至るまで半年ほどを要してしまいました。ところが利用開始後には、販売員や、商品管理、新卒の学生など半年で10名を採用することができました。

柿木　応募の反響もよかったですし、半年間で2名の採用目標に対して想定以上の結果につながり驚きました。

──すごいですね。複数人の採用に向けて何か工夫されていたのでしょうか？

寺嶋　導入の際、応募や企業フォロー、スカウトの送付件数なども独自に目標を設定したうえで、スカウト機能やいいね機能を活用していました。スカウト機能はシンプルでテンプレートも用意されていたのでとても使いやすかったです。

その他にも求職者とのやり取りを行うチャット機能が役に立ちました。既読がつくので、面接の連絡をした際などに「ちゃんと読んでくれているな」という安心感がありましたね。

──ありがとうございます。READY TO FASHIONと他サービスを比較して、メリットを感じた部分はありますか？

柿木　他の求人媒体では一定期間は同じ求人内容で変更できなかったり、修正できたとしても1〜2回の修正以降は有料になったりと融通が利かないことも多々ありました。その点、READY TO FASHIONでは契約期間内であれば求人を無制限に掲載したり求人停止ができたりと、その時々で臨機応変に進めていけるところに魅力を感じました。

また、サービス面だけでなく、困ったことがあれば担当者の方からその都度、柔軟にご対応いただけて助かっています。

──逆に改善してほしいと思う点はありますか？

寺嶋　実は、以前当社で働いていた方もREADY TO FASHIONに登録していたりするんですよ（笑）。スカウトを多く送っていることもあって、うっかり退職者にスカウトを送ってしまわないように登録者を非表示にできる機能があるとありがたいなと思います。

洋服好きや即戦力となる人材が集まる場所。想像以上の成果に今後も期待

──READY TO FASHIONのユーザーにはどんな印象を持っていただけましたか？

寺嶋　洋服好きで意欲がある方や、リユース企業で働いていた経験があり即戦力になる方が多かったです。サイト内で履歴書や職務履歴書、インスタグラムを拝見できるので事前にその人の雰囲気などを知ることができることもあり、面接時に担当者と盛り上がっている方もいましたね。

柿木　若い年齢層の方や新卒の方が多いので、柔軟に会社に馴染める人材を採用できるのかという当初の懸念も払拭されました。

──採用した方のご活躍はいかがでしょうか？

寺嶋　商品管理として採用した2名は、真贋資料の作成やSNSの更新などを積極的に行ってくれています。元々社員が2名しかいなかった部署なので、真贋のスピードがアップしたりと、即戦力として活躍してくれています。

──今後はどのような活躍を期待していますか？

柿木　まずは店長を目指してもらい、その後はマネージャーとしてマネジメント面で活躍したり、現場で培ったスキルをサポート部署で発揮したりなど、ジョブチェンジが可能な環境を活かして、より主体性のある人材になってほしいと思っています。

──ずばり、READY TO FASHION利用後の成果や過程に対しての採点をお願いします！

寺嶋　目標に対して採用数を大きく伸ばすことができましたし、今後の利用継続も決まっているので100点でお願いします！

──ありがとうございます！今後もサポートさせていただきます。それでは最後に、今後の事業の展望を教えてください。

柿木　引き続き、正社員を主体とした店舗作りに注力しつつ、BAZZSTOREを好きな方がもっと集まってくれると良いなと思っています。

それを実現するにあたり、READY TO FASHIONのサービスとの親和性はとても高いと感じています。今後の採用市場状況を鑑みて、タイミングを見ながら利用させていただきたいと思います。

──ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。