2001年からECに特化した事業を続ける株式会社モダンブルー。
採用担当でもある山下様に、「READY TO FASHION」を活用する前と後の変化、この先の展望についてお話を伺いました。
- 課題
- 媒体に掲載してもミスマッチが多かった。
- 現状
- アルバイトは3名の採用に至った。新卒採用も進んでおり、想定より効果を実感できている。
- 未来
- 今後に期待を込めて、使いこなすことが第一。即戦力級にも期待しています。媒体の掲載以外の動きを組み合わせいきたい。
<目次>
課題は応募者とのミスマッチ
まずは簡単に会社のご紹介をお願いします。
株式会社モダンブルーは2001年にスタートし、創業からECに特化した事業を続けてきました。まだ始まったばかりだったファッションEC業界の中で、草分け的な役割を担っていました。
ヨーロッパを中心としたラグジュアリーブランドを自ら仕入れ、自社ECサイトを含め計6店舗を通じて、お客様に提供させていただいている、いわば通信流通業となります。
ありがとうございます。
早速、採用についてお伺いしたいのですが、山下さんが感じる採用課題、採用における悩み等はございましたか?
これが、非常にたくさんありまして(笑)。
大枠で言えば、新卒採用も含めてミスマッチが多いことです。。
これまでも大手含めて幾つかの媒体を利用したり等、やり方を模索していく中で、弊社の考え方に共感し、自己実現に向け活発な方、自立志向の高い方となかなか会うことができないなと感じていました。
今年(2020年)のはじめ、新卒イベントに出展した際のことですが、
大変残念な事に、多くの方が会社や仕事に対してネガティブなイメージを抱いている印象でした…話していてどんどんチャレンジしていこうという気概を感じなかったり、、、
学生の皆さんも”社会人”という未知の領域で自分とマッチする会社選びを頑張っているとは思うのですが、自分自身のやりたいこと、所謂軸というのが見つかっていないのかなと。
言い方は難しいのですが、志の高い方、自立志向のある方、人間力豊かな方こそが、我々が一番求めてる人物像なんです。
各企業でも同様の悩みを感じていると思いますが、なかなかお会いすることができず、年によっては採用しない年もあったほど、大きな課題ですね。
アルバイトの採用についてはいかがですか?
アルバイトについては、コストパフォーマンスを意識しており、無料媒体への掲載や、スポットで有料媒体への掲載を行っていました。
前にバイヤーのアシスタントという比較的珍しい求人を媒体に掲載しましたが、いざ面接をしてみると、”花形”というだけのイメージを持っている方が多く、実務内容を説明してギャップを感じた様でした。
特化媒体の効果は想定を上回るものに
ありがとうございます。
上記のような課題を抱える中で、どういった解決方法を検討していましたか?
バイヤーの場合ですと、ファッションに興味を持つ方々にどうアピールしていくかを考えました。
ファッションに特化した媒体を探したり、新卒含めて学校に直接聞いてみたりなど、そういったアプローチをしていく中で御社を見つけた次第です。
見つけていただきありがとうございます。
なぜ利用しようと思ったのか、理由などはございますか?
最近知ったのですが、数年前に御社からアプローチをいただいていた様でしたね…その時はタイミングが合わず難しかったと伺っています。(笑)。
今回、改めて御社の資料を拝見したところ、Fashion、Fashion Techがメインの媒体で、かつ新卒含めて若い方々が多多数登録されている印象だったため、弊社のニーズに合うのではと感じすぐにご連絡させていただきました。
ご利用いただき印象の変化等ございましたか?
まず、御社の対応がとても柔軟でした(笑)。
本当に丁寧に対応いただき、サービスとして問題ないと感じましたし、あらゆる求人を追加費用無しで掲載できるというのは非常に大きいなと感じました。
実際に多くの求人を出させていただいたのですが、反響も大きく、率直に予想以上でした。
実際、多くの方とお話させていただきましたが、ファッションに明るく、アグレッシブな方多く、今後のご縁に期待が持てました。
若い方を採用することで起きた社内の変化
現状、READY TO FASHIONをどのようにご活用いただいていますか?
21卒もそうですが、22卒の学生に向けて説明会、個別面談という形でライトに募集を出したり、クリエイティブ系の募集を一気に掲載したり、フレキシブルに利用させていただいております。
他にも、他の媒体と比較して、応募者との過去のやり取りが見やすいですよね。
メールや各ページで分けられている場合ですと、過去のやり取りを遡るのが大変でしたが、チャットのような形式なのでとても見やすく、応募者とのやり取りが非常にスムーズです。
そうした背景もあり、色々な求人を掲載しカスタマイズさせていただいています。
スカウトや気になる機能等もご利用いただいてますよね。
そうですね。ほぼ毎日利用させていただいています。。
新規登録されている方含め文字通り”気になる方”にどんどん送り、またそれに対するレスポンスも早く、使っていて気持ちが良いです。
そういえば最近、一人に対して気になるを複数回送れるようになりましたよね?
何度か送って初めてレスポンスしてくれる方もいて、、でも、もしかしたら気づかなかっただけかもしれない、と考えれば柔軟性も高いと思います。
ただ、これはお願いになるのですが、スカウト送信時にテンプレート機能がほしいですね。
勿論各求職者様とで文章は異なっても、大枠で共通する部分もあるじゃないですか。
例えば最初の部分を一緒にして…と考えると追加していただけたら嬉しいです。
サイト自体も非常に使いやすいですね。とても見やすいです。
READY TO FASHIONを導入いただき、社内に起きた変化や改善できた点等ございますか?
アルバイトの方が入社して、若い風が吹いているというか、社内が活性化されたように感じます。
若い方を中心にコミュニティができて、わっと盛り上がるというのは、会社にとっては良い影響を与えてくれます。これは本当に嬉しいことです。
あとはファッションの基礎、つまり0から教えるというより、0.5から、1から教えるとなると理解度やスピードが全然違います、
もちろんファッションだけという訳ではありませんが、やはり業界特化のサイトを利用し、ファッションを勉強している、知見がある方が入社してくださるというのは会社としてすごい助かっています。
今後は即戦力の方からの応募に期待
ここまでメリットをお話いただいたので、反対にここからはデメリットをお伺いしたいのですが。
良いんですか?(笑)
これは各社の運用方法次第だと思いますが、例えば新卒採用の求人と、人事との面談の募集、どちらにも応募してくれる方がいて、重複してしまうことがありますね。
重複してしまうと管理が大変なので、運用方法を見直す必要がありますね。。
また、スカウトしても求職者様が通知に気付けないということは仰っていました。
仕方の無い点だとは思うのですが、、対応していただけるとありがたいです。
その他で言うと、我々としては、即戦力の方を採用したいんですが、御社の場合は、特に若い方が多く集まっているかと思うので、即戦力の方を集める方向に力を入れていただけるとありがたいです。ファッションに特化した人材の集まりでもある媒体は他になかなか見つけられないので、期待を込めてぜひ力を入れていただけると(笑)。
あとは…ポートフォリオ等がプロフィールに掲載されていたり、Web周りの職種がより細分化されていると嬉しいです。
即戦力であると同時にECに特化した方を採用したいという想いがあるので、、、というお願いです。
想定以上の応募のおかげでアルバイトの採用も
ありがとうございます。
色々ご利用いただいた結果として、現在の採用状況を教えていただけますか?
現状アルバイトの採用のみになりますが、入社してくださったのは3名です。
応募もたくさんいただいていて、アルバイトだけで100名近くの応募がありました。
新卒の応募者も100名を超えていますし、その中には我々が求めている人物像に近い方が多く、こういう言い方は良くないかもしれませんが、質の高い方が多いと思います。
22卒に関しても、動き出しの早い学生の方が多く、今後に期待できそうです。
応募された方で、面接を実施する割合はどのぐらいなのでしょうか?
我々は応募をいただいた後、基本的に必ず面談をします。
その後、書類選考という流れを取るので、殆どの方とお会いしてますね。
その中で、実際に選考に進むのは約半数ぐらいです。
書類選考だけでは理解できない事があると思いますし、面談を実施しても、1、2時間でも理解し合うのはとても難しいと思います。それでも、わざわざ来てくれて、数時間でも同じ空間で話した方とはマッチしないかもしれません。だからこそ、せめて今後の就職活動に向けて、少しでも手助けができれば、と可能な限り一緒に悩んでディスカッションをしたいと思っています。
そうした苦労を経て入社された方によって、
社内に変化が見えると人事として嬉しさを感じますか?
私のモチベーションは社員が笑ってることなんです。
社員全員が同じ目標へ安心してチャレンジしている事が会社にとって良い事だと思います。
お互いを信頼している事だと思います。
やっぱり人事としてはそれが嬉しいです。人事は仲間を応援する立場なので、一番のやりがいはそこですね。
私自身、頭が良いわけではないので、社内の方とも、社外の方とも、とにかく人と向き合う事が大事と考えています。時間は有限なので、難しいのですが…。
アルバイトで入社された方の職種をお教えいただけますか?
1名はバイヤーのアシスタント、1名は商品管理、もう1名は制作部の撮影補助やライティングのお手伝いをしています。
皆同世代なので、狙い通りというか、期待通りという部分はあります。
先程のお話の中で”質の高い”とお伺いしましたが、具体的にどういった点で質が高いと感じますでしょうか?
基本的にやりたいことが明確な点です。
やりたいことが決まっていて、自分の軸を持っている。面談ではそれらを伝えてくれるんです。
その中でまた新たな悩みが出てきて、ではそれを一緒に解決しましょうという話ができるんです。
また、自立志向が高いというのも感じますね。
やってきたこと、勉強してきたことなど、筋が通っていると思います。
ありがとうございます。
今後READY TO FASHIONをどのように活用しようとを考えていますか?
非常に前向きに考えています。
今までの採用と比較しても手応えを感じているので、デメリットも含めて期待をさせていただいています。
可能性としてですが、何かしらのイベントだったりにも出てみたいなと思いますね。
何度も言いますが、ファッションテックに興味のある方、特化した方がいらっしゃると嬉しいです。
今後はイベント等も絡めていきたい
今後の具体的な採用計画はございますか?
人数の上限はありますが、それよりも”この人と一緒に働きたい”と思える方がいれば、積極的です。
当り前ですが、選ぶとどんどん数は減っていくので難しい部分ではあります。
今募集していない職種でも、良い方がいれば一緒に働きたいと考えているので、そういった部分にも期待を込めて、今後も活用できればと思います。
コストに対してのメリットが多いと思います。ただ、企業はずるいもので、価格的にもそうですが、より我々にあったものであればあるほど嬉しい、と思ってしまうんですよね。
あえて踏み込みますね(笑)
御社にあったものというのは、具体的にはどのような形を想定していますか?
重複してしまいますが、イベントと媒体利用を絡めると色々なことができるんじゃないかなと思います。それこそ交流会とか。
ぱっと思いつくもので言うと、ファッション × テクノロジーといったところでのイベントがあると嬉しいです。
もしくは、通販やECに特化したイベントなどもあればいいですね。
次回はぜひご参加ください(笑)
本日はありがとうございました。
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