今回お話をさせて頂いたのは、「READY TO FASHION」を採用の中心にご利用いただいている、picki株式会社。(以後|株式会社略)
pickiが展開するサービスは、ファッション分野で活躍するインフルエンサーのオリジナルブランド立ち上げ、EC販売をサポートするD2Cプラットフォーム。
直近では、バチュラーのシーズン3に出演して話題の中川ゆり氏の他、田島ひかる氏、佐々木ののか氏、Rinkarin氏、anna氏の5名がpickiの支援を受け、ファッションブランドを立ち上げた。
関連記事:D2Cプラットフォーム「picki」が人気インフルエンサーによる5つのファッションブランドをリリース
また、最近では、新たにクリエイティブカンパニーのThe Breakthrough Company GOと資本業務提携を締結したことも明かしている。ベンチャーとして創業後、注目を集める同社では、一体どのような人々が働いているのだろうか?
目黒区青葉台にオフィスを移転した、同社のオフィスに訪問し、採用責任者の山口さんに同社の採用について、また、「READY TO FASHION」を活用した採用手法について聞いた。
<目次>
HR業界からファッション業界で採用する立場に
早速ですが、山口さんの自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか?
山口さん(以下、山口):ファッション業界の採用担当者向けの記事なので、簡単にバックグラウンドをお話させていただきますと、前職では新卒で、パーソルキャリア株式会社にて人材に関わる仕事をしていました。
今年の4月に退職し、5月からpickiにジョインして、現在展開している5ブランドのマネジメントを中心に、企画・動画編集・採用など多岐に渡る業務を担当しています。
採用を支援する立場から、実際に採用する立場になったということですね。この新しい会社に入って、どのような採用を行っていますか?
山口:採用については、READY TO FASHIONのみの利用で、業務委託・インターン生の採用を中心に行っています。立ち上げたばかりのベンチャーだったので、募集をして人が集まるのか、心配だったのですが、6ヶ月の利用で100名近い応募者が集まり、他の媒体を使用することなく、効率的な採用が行えています。
時間がない中で有効だったのは、応援機能
スタートアップならではですが、採用業務まで中々手が回らない状況かと思いますが、何か意識していることはございますでしょうか?
山口:はい、現在はスカウト機能を活用して、候補者を毎日チェックする余裕があまりないので、READY TO FASHION内で掲載順位が上がり、応募が集まりやすくなる応援機能を活用し、手をかけずに応募者を集めるようにしていました。
TwitterやFacebookで、求人記事を投稿したり、社内へ声をかけて、多い求人では25件ほどの応援を獲得しました。
pickiの求人:SNS好き募集!有名ファッションブランドを一緒に創り出していきましょう
スカウト機能、定期的に打つことは意外とハードルが高かったりしますよね。他社の事例ですが、採用チームで、スカウト時間を週に1回など30分ほどで設定をし、業務フローの中に組み込むんだりしていた会社さんもありましたよ。是非、今後はもっと活用してください。
山口:はい、ありがとうございます。今後もブランド数も増やしていきたいので、中途の経験者なども積極的に活用していきたいと思っています。
アパレルだけでなく、周辺にいる”ファッション”に関わる企業にもマッチ
READY TO FASHIONを使っていて、よかった点や、合いそうな会社さんなどがあれば教えてください。
山口:SNSの運用担当者や、ブランドのグラフィックやクリエイティブを作成するメンバーを募集していたので、応募の段階でその方のインスタなどが連携されていたのが一番よかったです。時間が限られている中で、自社のブランドのテイストに合う方が、WEB上でわかるのはとても効率的でした。
合いそうな会社としては、弊社のようなスタートアップにも向いていると思いますし、メディアなどを運用している会社さんなど、人の力が多く必要な会社も、かなり活用できるのではないかと感じました。
弊社も、外部顧問やインターンを含めて15名ほどの会社ですが、会社規模が大きくない会社でも、かなり集まるサービスなので、今後も活用していきたいと思っています。
自社採用(HP)ページとしても活用して、開発コストカット
自社採用ページを作っていない中小企業や、自社ページへのアクセスが少ない会社などは、自社の採用HPとして弊社を活用してくれている会社さんもいらっしゃるので、そういった使い方も良いかもしれませんね。
山口:そうですね。わざわざ自社ページを作るコストも削減されると思うので良いかもしれませんね。
本日は、お忙しい中お時間を頂きありがとうございました。御社の成長と共にREADY TO FASHIONも成長していきたいと思っています。今後とも、よろしくお願いします!
話の途中に、「人をプロデュースし発信していく中で、服(ファッション)が売れていくような流れを作りたい」とこぼしたその一言には、HR業界からファッション業界に参入した山口さんらしさが現れていた。インフルエンサー発ファッションブランドのプラットフォームという新しい業態に挑む同社に今後も注目したい。
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