本日は、先日弊社が実施した2022年卒予定の学生を対象とした就職活動に関する意識調査アンケート(の一部)を掘り下げてご紹介します。
新型コロナウイルス流行により、これまでの採用手法のあり方に疑問を持ち、通年採用や面接のオンライン化の導入など、少しずつ変化が見られる企業の動き。
一方で学生側の意識はどのようなことを考えているのか。
インターンシップに関して、もう少し広く就職活動に関して、企業を選ぶポイント…等、
アンケートから見える変化を見ていきましょう。
見通しのつかない漠然とした不安
就職に関して不安がある学生は、具体的にどのような不安を抱えているのでしょうか?
一般的にはこれからスタートする/もしくはスタートしたばかりという時期ということもあり、最も多かったのはインターンシップに関する不安です。
また、上位2つに共通するのは、当然のようにあると思っていたことが、外的要因によりどう変化するのかわからない、つまり情報が足りていないという状況であるということがわかります。
インターンシップについて
現在就職活動を行っている場合もそうでない場合も、どのような活動を考えているかという設問に対しては「インターンシップへの参加」が1位という結果になりました。
就職活動の初期の段階では、まず”わからない”を解消することに注力します。
インターンシップを経験することで、話を聞くだけではわからない仕事内容や自分のやりたいことを確認したい、少しずつ明確にしていきたいという想いがアンケート結果にも反映されているといえそうです。
就職活動の開始時期
就職活動の開始時期は、早期化するということもなく、昨年と同じ水準、夏休みに入る前の時期、そして夏休み中の8~9月が一番多い結果となりました。
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/04/internshipchosa2020.pdf
上記はキャリタス就活を運営する株式会社ディスコによる調査結果です。
こちらではやはりインターンシップの募集を探し始めた時期として「6月」が最も多い回答となっています。
就職活動をスタートするということは、事前の情報収集も必要。
夏前に6月頃には、情報を集め、夏休みに活動をスタートとするということが考えられます。
企業を選ぶポイント
学生は企業を選ぶ際、何を重要視しているのでしょうか。
今回のアンケートでは「やりたい仕事ができる企業」が最も多く票を集めました。
外的要因が影響する中、「安定している企業」が票を集めるアンケート結果もある中、ファッション・アパレル業界に特化したREADY TO FASHIONのアンケートでは「やりたい仕事ができる企業」が1位となったことは、意外な結果と言えそうです。
参考:https://www.mynavi.jp/news/2019/04/post_19872.html
まとめ
今回は、READY TO FASHIONが実施したアンケート結果を一部詳細にご紹介しました。
情報がないことへの不安を抱える学生に対して、適切な情報を適切なタイミングで与えることが重要です。
見ればわかるではなく、伝えるためにどうするのか、意識を傾けてみてはいかがでしょうか。
上記に限らずこのアンケートが、今後の参考となれば幸いです。
今回実施したアンケート詳細は以下よりダウンロードください。