READY TO FASHIONのイベントやサービスを利用し、実際に入社した方にインタビューをする本企画。
READY TO FASHIONで就職・転職に成功したユーザーのリアルをお届けします。
今回お話を伺ったのは、神戸でインポーターとして生まれ人々の暮らしの中で永く親しまれる服や日用品を取り扱う小売業を展開する株式会社ビショップ、そのグループ会社であり企画製造・卸業を展開する株式会社ボーイズに入社した武藤さん。
READY TO FASHIONを活用してどのような転職活動を行い、現状どのように活躍されているのか。
将来のキャリアを見越した転職
──ファッション・アパレル業界を志望された経緯とこれまでの経歴について教えてください。
武藤:もともと服飾学校に通っており、ドレスや舞台衣装に興味があったのでドレスのデザインに力を入れていたんです。その後はウエディングドレスの製造・卸の会社で自社ブランドのドレスデザイナーを6年ほど担当していました。その後はデザイナーズブランド2社を経験して現在に至ります。
──もともとはドレスを取り扱っていらっしゃったんですね。ドレスのメーカー企業から一般的なアパレル企業に転職した経緯は何かあったのでしょうか?
ドレスだとどうしてもつくれるものや扱える素材が限られてしまうところもあり、もう少しクリエーションの幅を広げたいと思い、日常的に身に着けるアイテムを扱う企業へ転換することを決めました。
──前職のデザイナーズブランドに関しては、どのような企業でしたか?
武藤:前職では、ビショップとは違って、ヘッドデザイナーが社長を兼務するような小規模な企業にいました。師弟関係のようなかたちで働いていましたね。
──その中で転職をしようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?
武藤:前職はデザイナーズブランドになるため、絶対的な存在としてデザイナーがいて、確実にその人に決定権があるため、その人が好きなものをつくるのが大前提になります。これからのキャリアを考えた時に、もっと自分に決定権や裁量権を持って仕事ができる場所に移りたいと考え、転職を決意しました。
素敵な上司との出会い
──自分で試行錯誤して色々チャレンジしていきたいという気持ちですね!転職活動をしていた時の就職活動の軸や企業を選ぶ基準を教えてください。
武藤:価格帯やテイストの部分も気にしてはいたんですが、1番はやはり転職を決めた理由にも直結するのですが、どこまで裁量を持って仕事が出来るかでした。また、今までの経歴としてアトリエ的なモノづくりをしてきていたので、モノづくりにこだわっている企業が良いなと思っていましたね。
──その軸の中でビショップ様に決めた理由は他に何かあったのでしょうか?
武藤:もともとビショップのモノづくりへの姿勢や、お店自体が好きだったということはあったのですが、担当してくださった面接官の2人の雰囲気が凄くよかったのが決め手でした。自分の上司がこの人だったら一緒に仕事したいと思える凄い人間力を感じられました。
通常の面接はフォーマットのようなものがあり、聞かれる内容が事前に決まっていることが多いように思います。それを聞いて本当に判断できるのかな?と懐疑的に思っていたのですが、ビショップの面接ではフォーマットのような質問はほとんど聞かれなかったんです。
一緒に仕事をする上で聞きたいことを聞いてくれているということが分かりました。
自分のことを認めてもらえた上で入社することができるんだろなと思えたので、面接での雰囲気が1番の理由だと思います。
──とても素敵な上司の方ですね。現在ビショップ様に無事ご入社されて、どのような業務を行っているのでしょうか?
武藤:私は現在企画の部署に在籍しており、企画デザインに加えてサンプルづくりにも携わっています。
──多方面でご活躍されているのですね。
武藤:仕事の範囲は良い意味で広いなと思っています。
──今後やっていきたいことだったり、どういったキャリアを描いていきたいと考えていますか?
武藤:現在は入社してまだ間もないため、チームの一員としてデザインに参加させてもらっているのですが、いずれは自分が中心になってブランドを1つ持たせてもらうことや、自分主導でできることをもっと増やしていきたいと思っています。
相性重視で長く勤められる企業を求めて
──ありがとうございます。ご入社にあたりREADY TO FASHIONをご利用いただいたと思うのですが、求職者として役立った機能などはありましたか?
武藤:メッセージのやり取りがサイト上で簡単にできるというのはありがたかったですね。気軽にお連絡を取りやすかったため、企業との距離も近かったのかなと思います。
──貴重なご意見ありがとうございます。最後になりますが、現在就職活動をしている方々に武藤様から気をつけたことやアドバイスをいただければと思います。
武藤:私は転職の回数がそもそも多いのですが、今までは仕事に就かなきゃいけないという焦りから、面接の際に多少意見が異なる場面があっても、企業側の意見に合わせてしまう自己犠牲的な部分がありました。ですが、今回は選ばれるだけじゃなく、自分から選ぶつもりで臨んでいました。私の場合は特に相性を重視してしてたので、意見が合うところで長くが1番良いのかなと思っていました。
──とても素敵だと思います。自分から選んでいくというだからこそ、いい企業に出会えるということは絶対あると思います。
武藤:そうですね、結果的に私は出会えました。
──そのお言葉を聞けて私たちもとても嬉しいです!
武藤:転職活動はすごく大変なものです。それでも、自分から選ぶという気概で、気持ちの部分で絶対に負けないで、粘り強くやってもらえたらいいなと思います。
──本日はお忙しい中ありがとうございました。
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