READY TO FASHIONのイベントやサービスを利用し、実際に内定を獲得した方にインタビューをする本企画。READY TO FASHIONで就職・転職に成功したユーザーのリアルをお届けします。
今回お話を伺ったのは、CROCODILE(クロコダイル)やCITERA(シテラ)などのブランドを運営するアパレルSPA企業のヤマト インターナショナル株式会社への入社が決まった、24卒→新卒の杉浦さんと田上さん。READY TO FASHIONを活用してどのような転職活動を行い、現状どのように活躍されているのか、お話を伺いました。
コロナ禍で変化した就職活動
──そもそも、なぜアパレル業界に興味を持ったのでしょうか?
杉浦:もともとアパレル業界に興味があったわけではなく、「人と関わる仕事がしたい」という気持ちがまずありました。そんな中、いろいろな業界を見ていく中で自分がお洋服を買う際に受けた接客がすごく印象的で、アパレル業界もいいのかなと思ったのがきっかけでしたね。
──他にどんな業界を見られていたのでしょうか?
杉浦:お客様と直に触れ合える仕事に就きたかったので、ブライダル業界やホテル業界、あとは小売業界も見ていました。
──田上さんはいかがでしょうか?
田上:私は、両親が転勤族で各地を転々としていたのですが、そんな時に友達と仲良くなるきっかけになってくれたのがファッションだったんです。なので、アパレル業界しか考えてなかったですね。
──就職活動はいつ頃から始められましたか?
杉浦:意識し始めたのが大学3年生の4月からで、会社説明会に本格的に行き出したのは8月頃です。
田上:私は少し遅くて、大学3年生の1月〜2月頃に説明会を受けに行き始めました。
──就職活動については具体的にどういったことをされていましたか?
杉浦:基本的に企業のオンライン説明会を中心に受けていました。ただ新卒で就職することにこだわっていなかったので、あまり重く捉えず、いろいろな企業を知ることを目的に参加していました。
田上:私も説明会がメインで、インターンやOB訪問は特に行っていなかったですね。
大切にしているのは”人”
──企業を選ぶ軸や基準はどこに置かれていたのでしょうか?
杉浦:人と関わる仕事がしたいという思いがあったので、お客様はもちろん社内の人同士も人を大切にしている雰囲気があるかどうかを見ていました。
あとは、入社後はいろいろな業務があると思うのですが、どの業務においても社員の方々が企業理念であったりミッションであったりを一貫して持っているかどうかも見ていましたね。
杉浦:私は人を大切にしている企業にすごく惹かれました。今でこそ転職する人が多い時代だとは思うのですが、私はどちらかというと一生その会社に勤めていたいという希望があったので、その上で人間関係は大事だと思っていました。
──お二人とも人という軸をとても大切にされているのが伝わってきました。その中で、ヤマト インターナショナル株式会社に入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
杉浦:面接前に面談をしてくださる企業を私は知らなかったんです。ただヤマト インターナショナルは面談をしてくれて、それも一方的ではなくてお互いのことをよく知れるよう努めてくれました。それがすごくうれしくて、会社が好きになり入社を決めましたね。
田上:私の場合は、もともと両親がヤマト インターナショナルが展開している「クロコダイル」のお洋服がすごく好きなんです。また、自分自身が本社勤務を希望していたこともあり、ヤマト インターナショナルなら販売を経験した後に本社に行く道筋があるということで入社を決めました。自分のやりたい仕事の近道になるのではないかと。
業界特化の魅力
──READY TO FASHIONはどういった経緯で利用し始めたのでしょうか?
杉浦:先ほど申し上げた通り、色々な業界をみていたので、最初はマイナビやリクナビを利用していました。ただ、いまいち納得のいく就職活動ができてないという実感があったので、就活サイトをとにかく調べてみて、そこで見つけたのがRTFでした。
田上:私はインスタグラムのストーリー広告で見つけて、ファッションに興味があったのでとりあえず開いてみようかなという感覚で使い始めました。
──使ってみようかなと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
杉浦:アパレル業界に特化したサイトを使うことは自分にプラスになるかなと思ったのがきっかけでしたね。いざ使ってみたら、求人にエントリーする際に企業に興味度を伝える機能があったり、またそれが良い意味で気軽に押すことができて、そこから企業と繋がりを持つことが出来るのは魅力的でしたね。
自分を知ることと素直になること
──就職活動を通して、ご自身で思うよかった行動などあれば教えてください。
杉浦:就職活動のー般的にやらないといけないことの一つに、自己分析がありますよね。ただ私は就職活動だから行っていたわけではなく、学校やアルバイトで感じたことに常に向き合って、自分の弱さも知りながら生活するということを続けていました。
すると二次面接であったり最終面接に上がる時も、どのように自分の嫌なところとと向き合ってきたか、そしてそれを自分の言葉でしっかりと伝える努力をしてきたかを採用担当のお二人に評価していただけたのかなと思っています。
なので、あの時の私もすごく不安で就職活動していたんですが、これからも不安なことはいっぱいあると思うので、経験の一つとして自分を知るということを楽しんでやるのが一番大切だと思っています。
田上:私は長く勤めたかったので、自分自身に嘘をついたり、猫をかぶったまま面接に挑んでしまうと本当の自分を後から出せなくなってしまうのではないかと思い、なるべく自分の素直な言葉で面接したことが評価していただけたのかなと思います。
──ありがとうございます。自己分析は社会人になってもできる人が少ないと思うので、今後も継続していけばとても力になると感じました。ちなみに、楽しんで就職活動をされていたと思うのですが、苦労された場面や少ししんどかったと思う場面はありましたか?
杉浦:コロナ禍で大変だった部分はありました。大学の先輩との繋がりがあまりなく就活に関する情報を自分で収集しないといけなかったり、かといって収集したら収集したで情報が溢れすぎていたので取捨選択をするのが難しかったり。
──たしかにそうですよね。イベントもなくなったり、サークルやゼミの先輩などとの関わりも少なかった世代だと思います。
田上:ただそれ自体、苦労したと感じることはありませんでした。アパレル業界しか受けてないというのもあるのですが、普段から自分の興味があるブランドや企業のお話が聞けてすごく楽しかったです。
今後の明確な目標
──入社後、チャレンジしていきたいことや歩んでいきたいキャリアなどを教えていただけますか?
杉浦:入社後はアパレルの知識がほとんどない状態なので、まずはしっかりと業界のことを学び、企業のことも知りたいですね。ヤマト インターナショナルの一員としても、そして一人の人間としても成長していくことが企業にとってのプラスになるかなと思うので、常に学んでいく姿勢は持ち続けたいと考えています。そして、いつか人事の仕事に挑戦したいです。
──人と一番触れ合える仕事ですもんね。人事のお二人もそう言ってもらえたらうれしいと思います。
田上:現在、大学でマーケティングを学んでいるので、将来的にはマーケティングの仕事に挑戦したいですね。
──最後になりますが、これから就活をされる方に対して何かメッセージやアドバイスをお願いします。
杉浦:本当に大変な時期だとは思いますが、どうせやるなら楽しんで、そして納得のいく就活をしてください。そうするためにはやっぱり自分と向き合って、そしてそれを人事の方に見てもらうというのが一番だと思います。悔いのないように就活を楽しんでほしいです。
田上:就活がないと自分に向き合う機会がなかなかないと思うので、この機会にぜひ自分としっかり向き合ってください。あと、いろいろな企業の方からお話を聞けるということを楽しみながら、就活を頑張ってほしいと思います。
──本日は、ありがとうございました。