今ファッション業界で最も注目されているワードの一つ、「ミレニアル世代」。
2000年代に成人あるいは社会人になる世代のことを指し、1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ミレニアルズ(millennials)とも呼ばれる。
近年、「若者離れ」が深刻化しているファッション業界だが、本連載では、そんな「若者=ミレニアル世代」らが持つ、お気に入りのファッションアイテム、価値観をインタビューと共に紹介する。
vol.3は1998年生まれ、都内の大学に通いながら、フリーペーパーを発刊する学生団体Uni-shareにも所属している由花さん。
彼女のお気に入りのアイテム、ファッションに対する価値観とはどのようなものなのだろうか。
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新進気鋭のクリエーターと共に制作しているファッションフリーマガジン「Uni-Share」が2017年10月22日(日)にUni-Share Vol.15「身震い」をリリース。本紙でしか見ることができない内容を、READY TO FASHION MAG内にて特別に公開。
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【LANDS’ END(ランズエンド)のシャツ】
ーなぜこの商品を買ったのですか?
シンプルなデザインで、シャツではあんまり見かけないリメイクがいいと思ったからですね。今の髪色に合うと思って。
ーどこで買いましたか?
LANDS’ ENDっていうアメリカの通販ブランドのシャツなんですけど、これは鎌倉にあるヴィンテージとリメイク服のお店で買いました。
ー「若者離れ」と言われている今のファッション業界についてどう思いますか?
今まで雑誌で毎月必死に追いかけていた”ザ・流行”からは一歩離れてるような気がします。そういう意味では若者離れなのかもしれないですね。何かを真似したり流行を追いかけるだけに飽きてるというか。少しでも個性を混ぜ込むことでその人のスタイルって何となく確立されていくものだと思います。私もベリーショートにしてオレンジ色に染めたり、おじいちゃんおばあちゃんにもらった服をよく着たり、学校では浮いてるかもしれないです(笑)。流行はもちろん気になるけど、それだけだと私っぽくないなーって思ってます。だから若者離れはある意味、それぞれが自分らしさを求め始めたって事だと思ってます。
ーありがとうございました。