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(https://www.baroque-global.com/jp/brand/moussyより)

 

株式会社バロックジャパンリミテッドが、東京証券取引所への上場日を2016年11年1日(火)を予定したことを発表。

業界では、「バロック」と呼ばれる同社は、「MOUSSY」「SLY」「RODEO CROWNS」「ENFÖLD」「SHEL’TTER」など多くの人気ブランドを展開するアパレル企業。

主に女性向け衣料及び服飾雑貨の製造小売業、いわゆるSPAとして、衣料品及び服飾品の企画及び販売を行っている。

※SPAとは

「speciality store retailer of private label apparel」の略称。日本語訳は製造小売業。1社の中にメーカーと小売りの機能を持つビジネスモデルを指す。ユニクロやニトリが代表例。繊研新聞の記者が米国のGAP社の経営者を取材した時に、「GAPはSPAになった」という発言が紙上に紹介され、そこから日本のアパレル業界に定着した。

また、平成28年からファッションやカルチャー等のトレンド情報を提供するキュレーションサイト「SHEL’ MAG」の提供を開始し、顧客のライフスタイルに沿った情報を提供しつつ自社ECサイト「SHEL’TTER(シェルター)」への集客を図るなど、デジタルへの取り組みも進んでいることが特徴だ。

 

【上場?ってそもそも…】

 

そもそも、上場するとどうなるのか?普段、ファッションに関わっている方はなかなか、接することがないこのワード。

以下ヤフー知恵袋で、丁寧な方が説明をしてくださっているように、

・会社の規模を大きくし、売り上げを伸ばすための資金調達
信用が上がる
・株価の話題などで広告となる といったメリットがある。

 

株式に上場するってどういう意味ですか?
上場すると会社にとってどんなメリットがあるのですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147267254

 

 

【ファッション/アパレル業界で「上場している会社」、「非上場の会社」】

 

さて、とても簡単に上場について記載したところで、気になるファッション/アパレル業界で具体的に、「上場している会社」、「非上場の会社」について触れてみる。

 

上場:

ファーストリテイリング(ユニクロ/GU)
ユナイテッド・アローズ
ライトオン
しまむら
オンワードHD(オープニングセレモニー/23区)
TOKYO BASE(STUDIOUS/UNITED TOKYO)

etc…

 

非上場:

BEAMS
ファイブフォックス(コムサデモード/コムサイズム)
ストライプインターナショナル(earth music&ecology/トム・ブラウン)
マッシュホールディングス(snidel/ジェラート・ピケ)

etc…

 

以上を見てみると、ファッション業界大手だけが、必ずしも上場しているということはないそうだ。
上場すると、株主など外部への配慮が必要となり、経営面では必ずしも良いことばかりではないことがあることが理由の一つにある。

しかし、若者だけでなく、社会としての地位が高いとは言えないファッション業界全体を考えると、
ファッション/アパレル企業から上場する会社/企業が現れることで、イメージや信用という部分で少しでも改善することも期待できる。

 

【挑戦する姿勢の表われ?】

 

今回のバロックの上場は、

「バロック発のファッションブランドを日本発の代表的なファッションブランドとして世界へ飛躍させる」

という壮大な目標に向けての手段として、行われており、外部から資金を集め、世界に挑戦する姿勢を表すものだ。
同社のようなファッション/アパレル企業が、リスクを背負い挑戦する姿に、若い人材の心は動くのである。

 

READY TO FASHONとしても今回の発表は、ファッション業界を元気にする一つの要素になることに期待している。

 

[hr]

 

READY TO FASHION MAG 編集部

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