[ez-toc]
ドメスティックブランドとは?
ドメスティックブランド(英:Domestic Brand)とは、「ドメスティック(英:Domestic)=国内の」という言葉の通り、日本発のブランドを指します。またドメスティックブランドは、日本出身のファッションデザイナーが手がけている場合が主流です。省略して「ドメブラ」「ドメス」と呼ばれることもあります。
ドメスティックブランドとインポートブランドの違い
インポートブランド(英:Import Brand)とは、「インポート(英:Import)=輸入、持ち込む」という言葉の通り、国内に輸入される海外発のブランドのことです。海外ブランドが直営店などで販売するルートや正規販売代理店を通じて販売するルート、百貨店やセレクトショップが取り揃えるルート、個人ないし小規模事業者が並行輸入するルートなど、流通経路はさまざまです。
このようにブランドの出自が国内か国外かで異なるため、ドメスティックブランドとインポートブランドは国内外発で使い分けられます。
合わせて読みたい
インポートブランド|意外と知らないアパレル用語辞典
ドメスティックブランドとデザイナーズブランドの違い
デザイナーズブランド(英:Designer’s Brand)とは、ファッションデザイナーが企画から生産まで主導的な立場で関わりながら、その個性や創造性を全面に打ち出したアイテムを展開するブランドを指します。デザイナーズブランドの多くは、ファッションデザイナー自身の名前をブランド名に冠しています。
ドメスティックブランドはブランドの出自からなる言葉であるため、字義的には国内発のデザイナーズブランド以外の国内発ブランドも含みます。ただ厳密な定義はありませんが、日本出身のデザイナーが手がける日本発のデザイナーズブランドを指すことが一般的です。
合わせて読みたい
デザイナーズブランド|意外と知らないアパレル用語辞典
ドメスティックブランドの具体例
sacai(サカイ)
「sacai(サカイ)」は、日本人ファッションデザイナーの阿部千登勢が手がけるドメスティックブランドです。コンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。2009年にパリコレに初参加して以来、世界的な評価を得ています。異素材を組み合わせた独特なシルエットとデザインが特徴です。
UNDERCOVER(アンダーカバー)
「UNDERCOVER(アンダーカバー)」は、1990年に日本人ファッションデザイナー高橋盾が立ち上げたドメスティックブランドです。90年代に国内で流行した裏原ブームの牽引役として人気を博しました。「Supreme(シュプリーム)」や「UNIQLO(ユニクロ)」など国内外問わず幅広いブランドとコラボしたアイテムを数多く発表しています。
ANREALAGE(アンリアレイジ)
「ANREALAGE(アンリアレイジ)」は、日本人ファッションデザイナーの森永邦彦が創業したドメスティックブランドです。2003年設立で、 2014年にパリコレに初参加。2019年にはLVMH プライズファイナリストに選出されています。紫外線に反応して色が変わるドレスなど、アパレル業界で取り扱われることが少ないテクノロジーを組み合わせたコレクションを多く発表しています。
ドメブラの求人はこちらドメスティックブランドの使用例
A「今月『kolor』のコートとか『N.HOLLYWOOD』のパーカーとか一気に買っちゃったから、来月のカードの請求怖いわ」
B「ドメブラ好きだよね」
そのほかにも知ってそうで知らないアパレル用語を解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
また、アパレル・ファッション業界に特化した「READY TO FASHION」では、2,000件以上の求人情報の中から新卒や中途、アルバイト、副業などの雇用形態のほか、多種多様な職種・業種軸で自分にあった仕事を探せます。
READY TO FASHIONについてもっと知りたいという方は、下記リンクよりご覧ください。
さらに詳しく