ライブコマースとは

ライブコマースとは、ライブ動画配信を行いながら商品の紹介・販売をする、オンライン配信とeコマースを掛け合わせた販売手法のことです。視聴者は配信者とリアルタイムでコミュニケーションをとれるため、従来のECサイトとは異なる様式での商品購買が可能です。

一般的にInstagramなどのSNSのほか、ライブコマース配信プラットフォームサービスなどを通して行われます。企業・ブランドによっては各ECサイト内に特設ページを設けて動画を配信することもあります。ライブコマースを行う人のことを、ライブ配信者同様にライバーと呼ぶこともあります。

2020年以降、コロナ禍の影響による実店舗での売上不調に伴い、アパレル業界の小売企業がライブコマースを導入する事例が増加しています。

(参考)
次世代販売?ライブ配信で服を売るライバーに密着!|会社と仕事と”人” :株式会社ナイスクラップ

ライブコマースの具体例

ベイクルーズ「LIVE STYLING」

株式会社ベイクルーズが運営するECサイトのライブコマースサービス「LIVE STYLING」では、各ブランドの担当者・販売員がライブ配信をしながら商品を解説。「LIVE STYLING」中に商品の購入予約をすると購入価格から10%オフするサービスも実施しています。

株式会社ベイクルーズ

ユナイテッドアローズ「LIVE Shopping」

2020年8月から配信が始まった株式会社ユナイテッドアローズの「LIVE Shopping」。自社ECサイト内で配信しているため、配信中の画面から商品ページの導線が整備されているため、スムーズな購買行動が可能です。

株式会社ユナイテッドアローズ

ライブコマースの使用例

A「何見てるの?」

B「ライブコマース。いろんな服紹介してるから見てるだけでも楽しいよ」


そのほかにも知ってそうで知らないアパレル用語を解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください。

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秋吉成紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

ライター・編集者。1994年東京都出身。2018年1月から2020年5月までファッション業界紙にて、研究者インタビューやファッション関連書籍紹介記事などを執筆。2020年5月から2023年6月まで、ファッション・アパレル業界特化型求人プラットフォーム「READY TO FASHION」のオウンドメディア「READY TO FASHION MAG」「READY TO FASHION FOR JINJI」の編集チームに参加。傍ら、様々なファッション・アパレル関連メディアを中心にフリーランスライターとして活動中。

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