CUSTOM WEAR for ALLをビジョンとし、オーダーウェアブランド「FABRIC TOKYO」の開発・運営を行っているFABRIC TOKYO。同社は、過剰消費を促すブラックフライデーへのアンチテーゼとして、2018年より実施しているサステナブルなキャンペーン、「WHITE FRIDAY」を今年も開催します。

1960年代に、クリスマス商戦の皮切りにアメリカで始まったブラックフライデーは、世界的なセールの祭典として定着し、日本でもショッピングモールやECサイトで毎年セールが開催されています。

そんなブラックフライデーですが、サステナビリティの観点から、大量生産や大量消費、大量廃棄を招いているとして問題視する動きが強まっています。

実際に、FABRIC TOKYOが2022年に実施した調査では、約70%の人が「ブラックフライデーで購入したが、使わなくなったものがある」と回答。その商品は「衣類」が最多で、半数近くが「廃棄した」という結果に。

一方で、オーダーメイドの衣服は愛着が強いから廃棄しづらいという結果も出ています。

1.70%の人が、ブラックフライデーで買ったものを使わなくなったことがある
2.使わなくなった商品は、「衣類」が最多で半数近くが「廃棄」されている
3.オーダーメイドの衣服は、約90%の人が「既製品に比べて廃棄しづらい」と感じている
4.廃棄しづらい理由は「愛着が強いから」
5.オーダーメイドの衣服は、リサイクルやリユースしたいという意向が強い

これらの背景をもとに、「商品化されず、工場に眠る良質な生地」を使ったスーツなどのオーダーアイテムをお届けする本キャンペーン。

生地の生産元へ訪れたくなるコンテンツや、工場見学をしながら商品受け取りができる企画など、購入する商品に愛着が湧くようなキャンペーン内容です。開催は11月17日(金)〜11月30日(木)まで。詳細の発表は、11月16日予定です。

環境省調査でも、「サステナブルファッション」に関心を寄せる人は約40%と上昇傾向にありますが(※)、具体的な行動を起こしている人は約7%に留まっているそうです。この機会にぜひ皆さんも、チェックしてみてはいかがでしょうか。

※参考:環境省_サステナブルファッション(「サステナブルへの関心)

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

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