【プロフィール】
和家穂波(わけ・ほなみ)/ 「ANAYI」ECスタッフ
2018年、ファーイーストカンパニーに新卒入社。3年間、「ANAYI」で販売スタッフを務めた後、2020年から現職。

「ANAYI(アナイ)」や「allureville(アルアバイル)」、「LOULOU WILLOUGHBY(ルルウィルビー)」、「HOUSE OF LOTUS(ハウスオブロータス)」といったレディースブランドを展開する株式会社ファーイーストカンパニー。エレガンスやフェミニンを基調としたデザインが特徴的な同社のブランドは、長く着られるデザインと上質な生地や縫製を兼ね備えた商品を世代を問わず、多くの人に提供してきました。

今回は、ANAYIでECスタッフとして働く和家穂波さんにファーイーストカンパニーで働くことやEC業務の魅力などを伺いました。

「ECの仕事は接客をサイト上で表現すること」と話す、和家さんの仕事に対する思いとは?

独学でコードを勉強。販売からECへ

ーー入社のきっかけを教えてください。

もともとファッションに携わる仕事に興味があり、アパレル業界で就職活動をしていました。ただ、20代向けの手に取りやすい価格のファッションではなく、素材の上質さやスタッフの接客力が求められるブランドで働きたいという思いが強くありました。そんな中、実際に店舗を見学した際にANAYIの商品やブランドの世界観に惹かれ入社を決めました。

ーー最初は販売スタッフをされていたんですね。

販売職での採用だったため、入社後は店頭で3年ほど販売をしていました。アパレル業界での接客経験はなかったのですが、接客業のアルバイトをしていたので、人と話すことに抵抗を感じることなく働くことができました。

また実際に販売スタッフとして働いてみて、人と人との関係性を築けるANAYIでの接客は、自分の接客スタイルともマッチしていたなと感じます。

ーー販売職からEC職にシフトチェンジしようと思ったきっかけは何だったんでしょう?

正直に言うと、接客スキルを極めた後に目指せるポジションって、店長やスーパーバイザーなどのマネジメント職しかないと思っていたんです。

でも、もともとECに強い興味があり独学でコードなどの勉強をしていて。店舗での販売を3年ほど経験する中で、事前にECやブランドサイトを見てご来店いただくお客様が多いことに気づき、より幅広い人にブランドの良さを伝えられるEC職に魅力を感じ異動を決意しました。

ーーファーイーストカンパニーでは販売スタッフからEC職への異動はよくあるのでしょうか?

店舗からECに異動したのは私が初めてでしたが、私の後に続いて店舗経験者のスタッフもECに異動しています。

ECの仕事は撮影などの華やかな側面だけでなく、実は地道な業務も多いので、そういったことを分かっているのかも大事だと思います。

ECの仕事は接客をサイト上で表現すること

ーー現在、ECのポジションではどんな業務をされているのですか?

以前はEC撮影の業務も担当していたのですが、今は外部のECモールの運営を担当しています。

サイトでの売り上げ管理はもちろん、社外のECモールの営業担当者と直近の売り上げや商品の売り出し方について、どういった訴求の仕方が良いのかなどの打ち合わせも行っています。

ーー運用する中で感じる、EC職にしかない魅力って何だと思いますか?

販売の魅力は、商品に対する付加価値を接客力でつけるところ。一方でECの場合は、ブランドイメージをビジュアルで表現できるところだと思います。

ーーANAYIは商品数が多いですよね。

そうですね。商品の型が多い分、店舗はもちろんサイト上でもスタッフのスタイリングの提案に幅が出るなどさまざまなメリットがあります。実際には、一つの商品を見ている時に他の商品を見てもらえるよう導線を作ったりしています。

ーーそんなEC業務を行うにあたって意識していることはありますか?

自社サイトに限らず、出店している各ECモールでもブランドの世界観をきちんと伝えつつ、年齢層やファッションテイストに合った見せ方をするよう意識しています。そういった方の目に留まる画像を撮影・掲載するなどして、新規のお客様の獲得を目指していますね。

ーー店舗ではお客様との関係構築ができたとおっしゃっていましたが、ECでのやりがいは?

ECの売り上げの作り方に正解はないので、分析・検証の繰り返しです。そんな中でも、担当しているECモールで思うように売り上げを伸ばせた時はやりがいを感じますね。

逆に大変なことは、お客様が見えないところです。店舗ではお客様のファッションや反応からどんな提案をするべきかをある程度予測できたのですが、ECではどんな方が何を探しに来てくれているのかをデータから分析し、アプローチする必要があります。

また、店舗のようにふらっと来てくださった方を接客して足を止めてもらうことは難しいので、いかにお客様の流入を増やして購入につなげられるのかを日々考えています。

接客の経験を活かしたさまざまな選択肢がある

ーー店舗販売の経験はECに異動になってからも活かされているのでしょうか?

活かされていますね。商品説明文を掲載する時にどういった情報を盛り込んだら良いかが分かるのは、お客様がどういう商品が欲しいのか、どんな点に疑問を持つのかを店舗で見てきたからこそだと思います。

ーー最後に、これから応募を検討している方へメッセージをお願いします。

店舗で接客することによって、ブランドのお客様やそのお客様のニーズをリアルに知ることができます。ファーイーストカンパニーでは、そうした経験を活かして販売の道を極めることも、私のようにECなど別の職種に活かすこともできます。自分の可能性を広げたい方は、ぜひファーイーストカンパニーで一緒に挑戦しましょう。

写真:浪華 漠然( @naniwabakuzen )

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

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