「Asia Fashion Collection (以下、AFC) 」は、ニューヨークファッションウィーク2024の公式コンテンツである「AFC NYステージ」を現地時間2月10日(土)に開催しました 。

AFCは、アジアのファッション産業のさらなる発展を目指し、韓国や台湾といったアジア各国機構と連携してアジアの若手デザイナーを発掘し、若手ブランドのビジネス拡大支援を目的とするプロジェクト。2013年から株式会社バンタンと株式会社パルコが共同で主催しており、「DAIRIKU(ダイリク)」など若手デザイナー48ブランドのニューヨークファッションウィークでのランウェイデビューを支援してきました。

昨年10月に開催された「Asia Fashion Collection 11th」にて、ニューヨークファッションウィークでランウェイデビューするブランドが決定。選ばれた合計5ブランドが、ランウェイデビューを果たしました。

「Asia Fashion Collection 11th」が開催。ニューヨークファッションウィークでランウェイデビューするブランドが決定

現地入りしたデザイナー5名は、モデルへのフィッティングなどを直接担当。ファッション誌やバイヤーを含む業界関係者が来場し、盛り上がりを見せました。

  • 長谷雪花(大阪文化服装学院)「KIYOKA HASE(キヨカ ハセ)」

バンタンデザイン研究所東京校に在学する「Sun Below」笈川 夏愛デザイナーは、「ニューヨークのショーに至るまでに多くの方に協力していただき、助けていただいたことに感謝しています。ニューヨークのショーへの出場もですが、国外に出ること自体が初めてだったため、現地でのモデルキャスティング、ヘアメイク、フィッティング、フィッターなどどれも大変でしたが、自分にとって最高の経験になり刺激を受けました」とコメント。また「今後はもっと沢山の経験を積み、ブランドとして更に大きくなって、またNYFWの舞台に立ちたいです」と意気込みを語りました。

今回披露された各ブランドのコレクションは、渋谷PARCOにて展示する予定だそう。彼らの今後の活躍にも注目です。

公式HP:https://asiafashioncollection.com/
※ショーの動画は、公式HPからご覧いただけます

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。