アパレルに特化した求人サイトを運営する「READY TO FASHION」は、「READY TO FASHION」に登録している25卒学生ユーザーのプロフィールを分析し、「好きなブランド」をランキング形式で発表します。
2022年に公開した23卒〜26卒学生を対象とした同ランキングとはまた異なった結果にも注目です!ぜひご覧ください。
>>2022年に実施した学生が好きなブランドランキング記事はこちら
<目次>
25卒学生が好きなブランドランキングTOP10
1位 ZARA(ザラ)
2位 COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)
3位 Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)
3位 BEAMS(ビームス)
5位 Maison Margiela(メゾン マルジェラ)
6位 Acne Studious(アクネ ストゥディオズ)
7位 UNIQLO(ユニクロ)
8位 POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)
9位 DIESEL(ディーゼル)
10位 NIKE(ナイキ)
古着・Y2Kトレンドの影響でランキングに変化
1位は「ZARA」という結果に。トレンドを取り入れたスタイルを身近に手に取ることができるのが人気の秘訣なのでしょうか。
また前回のランキングと同様、今回も「COMME des GARÇONS」や「Maison Margiela」などのデザイナーズブランドも不動の人気を誇っています。
3位には別注などのコラボ企画でも毎回話題に上がっている「BEAMS」がランクイン。幅広い層から人気のブランド(企業)ですが、25卒の学生からも指示を得ているようです。
前回も7位だった「UNIQLO」が、根強い人気で今回も7位。ベーシックでトレンドを程よくおさえたアイテムが多く、YouTubeでも「UNIQLO HAUL」としてユニクロでの購入品を紹介する動画が人気を集めています。先日弊社が開催したオフラインイベント「READY TO FASHION OFFLINE008」で行ったスナップ企画でも、パンツやサングラス、ソックスなどの「UNIQLO」アイテムを上手くコーディネートに取り入れている学生が多く見られました。
一方で、23〜26年卒の学生を対象としたランキングに入っていた「H&M(エイチアンドエム)」はTOP20にランクインせず。2021年の日本上陸以来、急速に成長を続けている「SHEIN(シーイン)」も一票のみという結果でした。
8位には、古着の定番でもある「POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)」がランクイン。前回18位だったブランドがTOP10入りを果たしたのは、ここ数年、大いに盛り上がりを見せる古着市場の影響もあるのではないでしょうか。TOP20外では「古着」という回答も比較的多くの票数を集めていました。
9位には「DIESEL」が本企画で初めてのランクイン。2020年にグレン・マーティンスがクリエイティブディレクターに就任して以来、Y2Kトレンドと呼応するデザイン性が若者から熱い視線を集めています。
10位は「NIKE」。スニーカー界隈の盛り上がりの影響ももちろんありますが、最近は00’sの古着も加熱。こちらもY2Kトレンドの影響があるのかもしれません。ちなみに、オフラインイベントで行ったスナップ企画でもナイキのスニーカーを履いている学生が見受けられました(イベントでの学生スナップは下記リンクからご覧ください!)。
>>【RINKAN SNAPコラボ】アパレル合同説明会でなに着てた?学生スナップday1
>>【RINKAN SNAPコラボ】アパレル合同説明会でなに着てた?学生スナップday2
25卒学生が好きなブランドランキング11位〜20位
11位 MAISON SPECIAL(メゾンスペシャル)
12位 MOUSSY(マウジー)
13位 DIOR(ディオール)
13位 PRADA(プラダ)
15位 Kastane(カスタネ)
16位 Chico(チコ)
17位 Dries Van Noten(ドリス ヴァン ノッテン)
18位 Eaphi(エフィ)
19位 HARE(ハレ)
20位 sacai(サカイ)
インスタグラムで人気を集める国内ブランドがランクイン
11位〜20位では、国内ブランドの人気が目立つ結果に。また今回の調査で新しくTOP20に入ったブランドが多く登場しています。
11位は「MAISON SPECIAL」。1位にランクインした「ZARA」とコラボしたことでも注目を集めました。
また「Kastane」や「Chico」、「MOUSSY」など株式会社パルや株式会社バロックジャパンリミテッドのブランドに人気が集まっています。これらのブランドは、SNSでのマーケティングが活発。販売員などがマイクロインフルエンサーとなって発信を積極的に行っているだけでなく、SNSで映える型やカラーのアイテムが多いことから、SNSを見て洋服を選ぶことの多いZ世代とマッチしているのかもしれません。
今回の調査では、23年卒〜26年卒を対象とした調査と比較して、ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドのランクインが減少。
その中でも、「PRADA」と「DIOR」が同票で13位にランクイン。近年、ラグジュアリー業界では、消費者が低年齢化していることもあり、巨大なファンダム(熱烈なファン)を持つ韓国アイドルや韓国俳優を次々とアンバサダーに起用する流れがあります。「DIOR」は2024年に日本アンバサダーとしてZ世代を代表する俳優、八木莉可子を起用したことでも話題に上がりました。
さらに、SNSもランキングの結果に大きく影響しているよう。インスタグラムで人気を集めるブランド「Eaphi」や「HARE」もランクインしています。
ランキングには載っていませんが、「HOLIDAY & HOLDAY(ホリデーアンドホリデー)」や「KIMHEKIM(キムへキム)」、「Matin Kim(マーティンキム)」、「ALAND(エーランド)」など近年の韓国ファッションブームを後押ししているブランドの回答も目立つ結果となりました。
トレンドが学生の好きなブランドにどう変化を与えていくのか、今後も注目していきたいです。
READY TO FASHION|調査概要
分析対象:READY TO FASHION登録ユーザー(25年卒の学生)(2024年3月1日時点)
分析数:約900ユーザー
分析日時:2024年3月4日
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