ファッション・アパレル業界に特化した求人サイトを運営する「READY TO FASHION」は、「READY TO FASHION」に登録しているZ世代(1996年〜2012年生まれ)ユーザーのプロフィールを分析し、好きなブランドをランキング形式で発表します。

生まれた頃から、デジタルデバイスが生活の中にあることが当たり前だったZ世代。主な情報収集源はSNS。消費活動においては、自分自身がどうありたいかを指標とする「イミ消費」の傾向があるとされているZ世代が選ぶブランドとは?

Z世代が好きなブランドランキング1位〜10位

1位 ザラ(ZARA)
2位 ビームス(BEAMS)
3位 ナイキ(NIKE)
4位 コム デ ギャルソン (COMME des GARCONS)
5位 アクネストゥディオズ(Acne Studios)
6位 メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)
7位 ユニクロ(UNIQLO)
8位 ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)
9位 ステューシー(STUSSY)
10位 マウジー(moussy)

低価格帯から中価格帯のブランドがランクイン

ランキングTOP10には、定番のファストファッションブランド「ザラ」やデザイナーズブランド「コム デ ギャルソン」などがランクイン。その他にも、国内セレクトショップや国内ブランドがランクインする結果となりました。

Z世代が普段見ているSNSは、インスタグラムが9割超え。ユーチューブ、ティックトック、エックスなどが続きます。(参考:Z世代がよく見ているSNS第1位とは?〜Z総研トレンド通信Vol.20『SNS編』〜

ファッションは、視覚的に情報を得られるインスタグラムが有用とされている中で、「moussy」などインフルエンサースタッフが多いブランドがランクインしているのも、Z世代の好きなブランドに影響していそうです。

11位以下と比較すると、低価格帯〜中価格帯のブランドが中心にランクインしており、Z世代がよく購入しているブランドを象徴しているのかもしれません。

Z世代が好きなブランドランキング11位〜20位

11位 プラダ(PRADA)
12位 シュプリーム(Supreme)
13位 サカイ(sacai)
14位 バレンシアガ(BALENCIAGA)
15位 ディオール(Dior)
16位 イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)
17位 ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)
18位 ディーゼル(DIESEL)
19位 ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)
20位 アディダス(adidas)

引き続き、ラグジュアリーブランドも人気

11位〜20位は、TOP10に比べて「プラダ」や「ディオール」などのラグジュアリーブランドがランクインしています。

Z世代のハイブランドに対する意識調査によると、ハイブランドのファッションに関心がある人は、Z世代の中でも52.7%に及ぶそう。(参考:「ハイブランドは誰もが憧れるものではない」、Z世代のブランドに関する意識調査発表

憧れとなるラグジュアリー系のブランドがランクインしているしているのかもしれません。

その他にも、Y2Kや古着のブームによるのか、「ディーゼル」や「ラルフローレン」などが挙がる結果となりました。

READY TO FASHION|調査概要
分析対象:好きなブランドを登録している、1996年〜2012年生まれの登録ユーザー
分析数:16,006ユーザー
分析日時:2024年11月12日

好きなブランドで働く

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

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