C2Mとは?
C2Mとは、「Consumer(Customer)to Manufacture」の略語で、製造者が消費者の注文を受けてから商品をつくる受注生産型のビジネスモデルのことを指します。
主な利点としては、中間業者を挟まないことによるコスト削減や、一貫したブランディングが可能、顧客とのダイレクトな関係性の構築など、D2Cビジネスと共通している点が多くあります。
D2Cについては以下を参照してください。
これらに加え、C2Mの最大の特徴は、受注を受けてから製造する無在庫販売であり、在庫管理や廃棄によるコストからも解放されるという利点があります。
C2Mビジネスを成功させる上で、生産・企画システムをオンラインで一括管理することは生産の効率化のために不可欠です。顧客にとってもオーダーの煩わしさをオンラインで完結できるのは大きな魅力であり、単なるオーダーメイドとの差別化を図るためにもシステムのデジタル化は1つの成功条件と言えるでしょう。
C2Mの具体例
KASHIYAMA
株式会社オンワードグループが展開する、オーダーメイドのスーツ・パンプスブランドです。店舗での寸法に加え、出張オーダーも可能であり、2着目以降はオンライン上で素材や型などを選ぶだけで簡単に自分にあったスーツやパンプスを購入することができます。購入してから1年間はお直しも無料でできるなど、オーダーメイドならではの良さも持ち合わせています。
C2Mの使用例
A「D2Cビジネスを始めようかと思っているんだ。」
B「扱う商品によってはC2Mも視野に入れてみたら?」
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