SKUとは?

SKUとは、「Stock Keeping Unit(ストック・キーピング・ユニット)」の略で、在庫を管理する時の最小単位のことを指します。

ファッションアイテムは大きく、Tシャツ・コート・パンツなどの品目に分類されて、各アイテムごとに品番が割り当てられます。

例えば、同じ品番のTシャツをブラック・カーキ・ホワイトなどの複数の色、S・M・L・LLの複数のサイズで展開する場合、在庫上ではさらに細かく、色・サイズごとに管理する必要があります。この場合、3色×4サイズで12SKUで在庫管理されるということになります。

SKUの具体例

UNIQLO

UNIQLO(ユニクロ)では2018年から全商品をRFID(radio frequency identifier)タグで管理し始めました。RFIDタグには、商品の色柄・大きさ・価格・製造時期・素材などさまざな商品情報を埋め込まれています。

ユニクロのセルフレジを利用する際、商品のバーコードを読み取らなくても、台の上に置くだけで商品を認識できるのもRFIDタグのおかげです。

会計の簡素化に加えて、検品や在庫管理もRFIDタグによってより効率的に行えるようになりました。商品が瞬時に情報化されるため、在庫数の確認ミスもなくなるなど、SKU管理を最適化した成功例と言えるでしょう。

SKUの使用例

A「商品の売れ行きをより詳細に分析する必要があるね、何か良い案はある?」

B「SKUごとに商品を分類したら良いと思います」


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岩田日向子(READY TO FASHION MAG 編集部)

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