資格

ファッション・アパレル業界に就職・転職を検討しているそこのあなた。

「履歴書の資格の欄に何を書いていいかわからない…」「どういう資格が書かれていればいいんだろう…?」。

そんなお悩みを解消するために、持っていると就職・転職活動に有利な資格を職種ごとにわけて紹介していきます。

この記事では、販促・マーケティング職に就職・転職活動する際におすすめの資格をそれぞれ解説していきます。

早速みていきましょう!

そもそもアパレル販促・マーケティングの職種とは?

マーケターとは文字通り、企業・ブランドのマーケティングを担当する職種です。マーケティングとは市場活動や販売戦略を考案して、企業の宣伝活動を行う活動を指します。リサーチした情報に基づき、商品・サービスの企画・開発から販促・宣伝活動までの計画を立てる役割を担っています。

マーケターは企業がターゲットとする顧客層の市場を調査して、自社の強みを発見・構築してから販売戦略を考案していきます。

参考記事:
アパレルのプレス(PR・広報)とは?仕事内容や必要スキルを解説
マーケターのお仕事

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、国際実務マーケティング協会が主催する検定です。

A級、B級、C級の3つのレベルに分かれており、級が上がるごとにマーケティングオペレーションの基礎から実務レベルの応用スキル、計数管理や関連法規などのより専門的な知識や技能が問われます。

業種にとらわれないマーケティング実務全般の知識や技能ははかる資格になるので、業界内外への転職活動に有利になるでしょう。

他業界の販促・マーケティング関連の部署で働いている方は、知識・技能レベルのわかりやすい証明にもなるので、取得しておくといいかもしれません。

【応募サイト】
https://www.marke.jp/

マーケティング検定

公益社団法人日本マーケティング協会が主催するマーケティング能力をはかる内閣府認定の検定です。

マーケティング・マネジメントの基礎から消費者行動の分析、顧客価値の提供、長期的成長の実現度など8つの要素から評価されます。

マーケティング検定2級とマーケティング検定3級があり、全国のテストセンターで随時受験可能です。

公式テキストを日本マーケティング協会が販売しているので、合格率をあげたい人はうまく使うといいかもしれません。

【応募サイト】
https://www.jma2-jp.org/marken

ネットマーケティング検定

株式会社サーティファイが主催するネットマーケティングに関する包括的な知識をはかる検定です。

ウェブ担当者に求められるファシリテート能力、ウェブに関する知識や技術、ネットマーケティングに関する知識、経営戦略と連動したウェブブランディング能力の4つの用件が評価される検定なので、すでにWEB関連・EC領域の実務に従事している方も、あらためて知識と技能を確かめるためにも受験してみてはいかがでしょうか。

ほか検定資格と同様に公式テキストが販売されているため、試験対策や知識の体系化のために活用してもいいかもしれません。

また、過去問がサイト上に公開されているため、それも活用すると資格取得に近づけるでしょう。

【応募サイト】
https://www.sikaku.gr.jp/nm/

Google 広告認定資格

Google広告に関する知識・技能を持つ人をGoogle が公式に認定する資格です。

こちらの資格も履歴書に記載することができます。

資格は、検索広告、ディスプレイ広告、動画広告、ショッピング広告、アプリ広告、測定の6科目にわかれているため、必要とする範囲を選んで取得するのが望ましいでしょう。

資格効力は1年間になるので随時更新する必要がありますが、業務上Google広告を取り扱うことに優れていることを証明できる資格になるので、取得しておくと便利かもしれません。

【応募サイト】
https://skillshop.exceedlms.com/student/path/18151-google

プロモーションコーディネーター

プロモーションコーディネーターは、日本販売促進協会が販促活動に必要な知識や技能を備えた人を育成・認証する制度です。

資格は、プロモーションプランナー、プロモーションプロデューサー、プロモーションコーディネーターの3段階が用意されており、それぞれ研修の受講が義務付けられています。

プロモーションコーディネーター資格には、販売促進活動の業務を一貫してサポート・アドバイスできるレベルが求められます。

ただし、プロモーションプロデューサーの場合はプロモーションプランナー資格の保有が、プロモーションコーディネーターの場合はプロモーションプロデューサー資格の保有が条件になるため、まずはプロモーションプランナー資格から目指しましょう。

【応募サイト】
http://www.jsp.or.jp/kenshu/advanced.html

プロモーショナル・マーケター


プロモーショナル・マーケターは、一般社団法人日本プロモーション・マーケティング協会が主催する日本唯一のセールスプロモーション専門技能認証制度です。

試験内容は、プロモーション・マーケティングの基礎知識をはかる試験と市場環境分析や戦略策定、戦術計画の立案などの技能をはかる計画立案の実技試験の2種に分かれています。

受験対策の講座の開催、公式テキストの販売なども実施されているので効果的に活用すると合格率は上がるでしょう。

セールスプロモーションの知識・技能を確かなものとするために、資格取得を目指すことをおすすめします。

【応募サイト】
https://jpm-inc.jp/examination/

販路コーディネータ

販路コーディネータは、社団法人日本販路コーディネータ協会の認定資格です。

1級から3級、マネジメントマーケティング・コーディネーターの4つにわかれており、高級の資格の受験には下級の資格保有が条件付けられています。

資格の受験方法は、社団法人日本販路コーディネータ協会認定の研修受講後の小試験受験や、全国一斉受験など複数の選択肢があるため、自身の都合に合わせて選択するといいでしょう。

【応募サイト】
http://www.hanro.jp/shikaku/index.html

さいごに

販促・マーケティングへの就職・転職する際に有利な資格を紹介しました。

マーケティングに関する高いレベルの知識・技能を持つ人は、ファッション・アパレル業界でも求められています。

その分、他候補者との差別化が重要にもなるので、履歴書に資格を記載しておくと目にとまりやすいかもしれません。

もちろん、資格の取得以上に実務でのスキルが重要です。ただ、資格はその能力をわかりやすく示すための指標としてとても有益なものでもあります。

資格を取得するために得た知識は、実務経験の密度を高めてくれるので、資格取得を目指すことは必ずやその後のキャリアステップを助けてくれるでしょう。

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READY TO FASHION MAG 編集部

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