ファッション・アパレル業界に就職・転職を検討しているそこのあなた。
「履歴書の資格の欄に何を書いていいかわからない…」「どういう資格が書かれていればいいんだろう…?」。
そんなお悩みを解消するために、持っていると就職・転職活動に有利な資格を職種ごとにわけて紹介していきます。
この記事では、VMD・店舗開発職に就職・転職活動する際におすすめの資格をそれぞれ解説していきます。
早速みていきましょう!
そもそもアパレル店舗開発とは?
アパレル店舗開発とは、小売店舗などの出店計画を立案し、契約から開店までの出店に関する一連の作業を担当する職種です。
ファッション・アパレル業界の中でも、店舗づくりに関わる職種では、店舗デザイナーやVMDなど多くの職種が存在しますが、アパレル店舗開発は、新規出店の際に様々な情報を踏まえながら、どのような場所に出店すればブランドのコンセプトや優位性を活かせるのかを検討していくのが主な役割です。
商品装飾展示技能検定
日本ビジュアルマーチャンダイジング協会が支援している国に認定された資格試験です。
消費者に対して商品を効果的に提示するために必要な知識や実務能力をはかる試験で、VMDについての基礎知識や商品の特性にあわせたプレゼンテーション手法に関する能力、什器・器具、照明、色彩、材料、関連する法規、安全衛生管理などについての知識や技能が問われます。
1級から3級まであり、1級ではイメージスケッチの作成など級が上がるにつれてより専門的な能力が必要になります。
VMDに対する知識やスキルがある事を証明する資格になるので、募集要項に記載のない場合は必須ではないものの、取得しておくと有利になるでしょう。
【応募サイト】
http://www.javma.com/skill-examination.html
VMDインストラクター
VMDインストラクター協会による認定資格です。
VMDインストラクター協会が主催するVMDのフレームワークを講習する「売場塾」VMD基本講座を修了すると受験資格が与えられます。
主催団体の講習受講が必須なので、VMDの基礎知識から身に付けたい初学者にもおすすめです。
【応募サイト】
http://www.vmd-i.net/vmd-examination.html
ファッション色彩能力検定
ファッション色彩能力検定は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が主催する民間検定試験です。
1〜3級があり、商品ディスプレイづくりや接客応対時にいかせる能力や知識をはかります。
販売員での経験も役立つ資格なので、業界内でのキャリアアップを考えている方は取得も検討してもいいかもしれません。
また、公式テキストも販売されているため、資格取得のために活用するといいでしょう。
【応募サイト】
http://www.fashion-edu.jp/cl/cl.html
色彩検定
色彩検定とは、色に関する幅広い知識や技能をはかる検定試験です。
ファッション色彩能力検定と類似に資格にはなりますが、ファッション・アパレル業界に限らない幅広い分野にも応用がきく資格になります。
業界外からの転職を検討している方、業界外への転職も考えている方などは、こちらも取得しておくと後々のキャリアに効果的でしょう。
【応募サイト】
https://www.aft.or.jp/
さいごに
VMD・店舗開発職への就職・転職する際に有利な資格を紹介しました。
ECの存在感が大きくなりつつある昨今、店舗の役割は単なる販売の場以上の価値を持つようになっています。
企業やブランドのイメージを伝える場としても注目されており、そのなかでVMD・店舗開発の意義も年々高まっています。
もちろん、資格の取得以上に実務でのスキルが重要です。ただ、資格はその能力をわかりやすく示すための指標としてとても有益なものでもあります。
資格を取得するために得た知識は、実務経験の密度を高めてくれるので、資格取得を目指すことは必ずやその後のキャリアステップを助けてくれるでしょう。
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