これまで6回に渡り、職種ごとにご紹介してきた「ファッション業界で転職するために必要なスキル」。
おさらいするため、こちらのページにてまとめてご紹介します。
気になる職種がある方、ぜひ参考にしてみてください。
ディレクター・ブランドマネージャー編
ディレクターやブランドマネージャーの仕事をざっくりとお伝えすると、トレンドや販売動向を見抜き、予測することで、消費者目線からブランドの企画立案や戦略・販促企画を行う仕事です。
消費者にどのようにイメージしてほしいか、ブランドのタッチポイントすべてに目を光らせ、その世界観を具象化していきます。
マネジメント能力に加え、いわばプロデュース能力とでも言えば良いでしょうか、商品やビジュアル、ロゴマーク等目に見える部分に加え、ショップスタッフの所作等、細部までをブランドを構成する要素として認識し、プロデュースする能力が必要といえるでしょう。日々変化する業界の中で、業務は多岐にわたるため、相応の能力が求められる職種です。
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MD・バイヤー編
MDはマーチャンダイザーの略で、主な仕事としては、仕入や価格の計画、数量の設定を行います。
バイヤーは生産元から商品を買い付けることを言います。
MDやバイヤーだからというわけではないですが、数字に強いというのはとても重要です。
さらには交渉力や企画能力といった部分も必要になるでしょう。
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企画・生産編
企画・生産に必要なスキルとして注目すべきは、管理する能力でしょうか。
工場からの納品の管理、商品の在庫管理、また、その商品の品質をチェックしなければならないこともあり、
特に重要な能力と言えます。
デザイナー・パタンナー編
ファッション・アパレル業界は、デザイナー・パタンナーなくして成り立ちません。
そこで求められるスキルについて早速見ていきましょう。
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販促・マーケティング編
販売促進の略称で、客から商品を購入してもらうために行う活動のことです。
企業・ブランドには、販促が担当の役職にあるところも少なくないです。
企画は、商品自体を考えるのに対して、販促は、その商品がどのようにしたら売れるかを考え、実行に移します。
マーケティングは、メディアを通し、売上拡大のための販売戦略を企画・立案し、実行することを指し、それを行う人をマーケティングプランナーといいます。
その過程で、予算を管理しながら、メディア側と交渉し、どれだけコストを抑えて戦略を実行できるかも勝負になってきます。
マーケティングと販促の違いは、マーケティングは自分達の商品を世間に広めることを目標にしているのに対し、販促は、客に商品を買ってもらうことが目標であることです。
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WEB関連・EC編
昨今のアパレル販売において、「EC」は最も重要視されている領域です。
ECサイト・ECモールでの運営業務を行うEC運営担当者に求められるスキルについて早速見ていきましょう。
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VMD・店舗開発編
特別この資格がなければ職につくことができないということはありませんが、
ファッションの知識だけでなく店舗をより魅力的につくりあげるための知識や、進行管理の能力、さらにはマーケティングに関する能力など幅広い領域でインプットする必要があります。
人気職種ということもあり、狭き門となるかもしれませんが、やはりその分やりがいのある仕事だと言えるかもしれません。
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営業編
ファッション業界での営業職の仕事内容は、他の業界での営業職の仕事とほとんど変わりません。
自社の商品を、百貨店やアパレルショップなど、ファッションアイテムを取り扱う店に営業活動を行うことが基本となります。
また営業活動の他にも、展示会での、バイヤーや百貨店の担当者への対応や、百貨店などで行う販促イベントの企画などがあります。
店長・販売員編
店長・販売員などの販売職は、企業やブランドの売り上げを生むための重要なポジションを担っています。
役職によっても異なりますが、さまざまなスキルが必要になるので、それぞれ細かくご紹介します。
text:READY TO FASHION MAG編集部