ファッション・アパレル業界に興味ある方に向けて会社と、その仕事をREADY TO FASHION MAG編集部がピックアップして紹介する本企画。
誰しも一度はECサイトで買い物をしたことはあるだろう。昨今、服の買い方は実店舗だけではなく、当たり前にECサイトでも購入されており、ファッションECサイトは全EC市場の中でも普及しつつある。第2回目は、「ファッション × EC」に関する6つの企業を二回に分けて紹介。
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ECとは?
エレクトロニック・コマース(electronic commerce)の略称で、「電子商取引」と訳される。「インターネット通販」や「ネットショッピング」のようにインターネットなどのネットワークを介して契約や決済などを行う取引形態のことで、インターネット上でモノやサービスを売買すること全般を指す。
ファッション業界では、zozotownを運営するスタートトゥデイを筆頭に近年急成長を遂げている。
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①株式会社THEAR|@SeeNowTokyo
▶︎会社について
株式会社THEARは、東京ブランドをコレクションの発表直後に購入できる「@SeeNowTokyo 」を運営している。これまで業界関係者向けに行われていたコレクションや展示会を、一般消費者向けに広く届けるため、どこよりも早くECサイトで予約販売を開始している。また、ブランドが新シーズンへかける思いを、ユーザーにより深く知ってもらえるように、全ブランドデザイナーの撮り下ろしインタビューも掲載している。
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▶︎募集について
デザイナーインタビュー・SNSマーケティング・ECサイト構築を一緒に行う人材を募集している。東京ブランドのコレクションについてよく知れたり、デザイナーにインタビューできるのが魅力だ。
詳細URL:https://www.readytofashion.jp/articles/recruitments/275602019
②株式会社ネバーセイネバー
▶︎会社について
株式会社ネバーセイネバーは東京発ECアパレルブランド「STYLE DELI スタイルデリ」等を運営する会社であり、アパレルの企画から、製造、ECサイトの運営までを自社で一貫して行う、SPA型のファッションECカンパニー。最大の特徴は、渋谷に構える社内に、ショールーミングスペースとFactory(縫製工場)を完備していることで、ECからは不可能とされていたブランディングに「STYLE DELI スタイルデリ」で成功し、今では9つのブランドを展開している。
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▶︎募集について
EC運営全般に携わる。ネットショップ発のブランディングに挑み続けてきた現場を直接見ることができるので「今のファッション業界」にマッチした仕事を経験することができる。
詳細URL:https://www.readytofashion.jp/articles/recruitments/828425708
③株式会社SPRING OF FASHION|Sof DESIGNERS(ソフデザイナーズ)
▶︎会社について
株式会社SPRING OF FASHIONが運営する「Sof DESIGNERS(ソフデザイナーズ)」とは、デザイナーズブランドに特化したECサイトで、展示会シーズンに商品を注文することで、初回購入時のみ最大40%OFFで購入可能。これまでバイヤー等しか参加することができなかったブランドの展示会に参加できる、一歩先のファッションをセレクトできる新しい形のECサイト。
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▶︎募集について
EC、イベントページ等の作成をするエンジニアを募集している。スタートアップとして、ファッションブランドとの繋がり、ゼロから事業を創っていく経験ができるのが魅力だ。
詳細URL:https://www.readytofashion.jp/articles/recruitments/1422129514
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IT(インターネット)が進化し、距離の問題はなくなりつつある。どこにいても、なんでも買える今の時代に、ECは必要不可欠だろう。今後は、サイズ・コーディネートなどといった消費者の様々なニーズに合わせて展開すること、実店舗での服のレイアウトと同様、ECでの服の見せ方も重要になっていくだろう。本記事を通じて、若者から新しいアクションを起こしていくことにつながれば幸いだ。
本記事以外にも、実際に企業の担当者とフランクなコミュニケーションを通じて、仕事について知ることができるイベント「READY TO FASHION OFF LINE 002」が2018年2月10日(土)に開催される。当日は、ファッション業界を知れるパネルディスカッション、その場で業界と繋がれるフリートークスペースも設けられる。ぜひ足を運んでいただきたい。
詳細/申し込みはこちら:ファッション業界だからこそできる新卒採用イベント「READY TO FASHION OFF LINE 002」
Text:Riku Matsuzawa (READY TO FASHION MAG編集部)