株式会社READY TO FASHIONでは、12月から中途採用の求人の取り扱いもスタートしました。
そこで本連載では、「ファッション業界でこの職業に転職したいけど、必要なスキルって何だろう…」という疑問をそれぞれ職種に分けて取り上げていこうと思います。
第2回となる今回はMD・バイヤー編。
MD・バイヤーにみなさんはどのような印象をお持ちでしょうか？
ファッション業界でも人気の職種。どのようなスキルの必要なのか、早速見ていきましょう。
MD・バイヤーとは？
MDはマーチャンダイジングの略称です。
仕入や価格の計画、数量の設定などを行う、様々な業界の職種の中でも非常に人気の高い職種です。
流行や市場の動きを観察しながら、どうやって商品を売っていくかという戦略を作り出します。会社の利益に大きな影響を及ぼす責任感のある職業です。
バイヤーは生産元から商品を買い付ける職業です。
今消費者がどのような商品を欲しているのかなど、常に消費者の嗜好やトレンド等に敏感なことが求められ、”売れる”モノを仕入れる必要がある職業です。
では、この２つの職業に求められてくるスキルはどのようなものがあるのでしょうか？
MD・バイヤーに求められるスキル
どちらの職業も前回紹介した職業に引き続き特別な資格などは必要ありません。
ただ、どちらも企業にとって重要な職業なので、それなりのスキル・能力は求められてきます。
数値分析能力
MDは、予算・生産管理や市場調査を行うことが、仕事の中に含まれます。
またバイヤーは商品の買い付け、値段交渉、予算管理が仕事の中に含まれます。
その上で、数値分析能力は必須となってくるでしょう。
数字に強い方でないと、この2つの職業は難しいかもしれません…
企画能力
これは、特にMDに求められてくる能力でしょう。
ほとんどの場合、アパレルブランドのシーズンごとの商品の企画は、MDやデザイナー、営業、上層部などと話し合って決めます。
その時には、MDは全体をまとめるだけでなく、自らテーマや商品を提案しなければなりません。
企画の大枠をMDが決める場合が多いので、自ら企画する企画力は間違いなく必須となってくるでしょう。
論理的思考能力
MDだと先述したようにシーズンごとの商品の企画、自らテーマや商品を提案をしなければなりません。
また、バイヤーは、バイイングの際には、今消費者が求めているものを買い付けする必要があります。
その際に、「いや、なんとなく良いと思うんです…」「感覚で！！」などで、それぞれの業務を行うことはできないです。
そこには、必ず、理由となるしっかりとした論理的な考えは必要となってきます。
そこで必要となってくるのが、この論理的思考能力なのです。
交渉能力
簡単に言えば、コミュニケーション能力です。
MDは、多くの人と仕事をするわけですから、コミュニケーション能力が高くないと、仕事はできないでしょう。
バイヤーは買い付けの際には、デザイナー、または代理店の人とコミュニケーションをとらないといけません。
その際の交渉によって、下代や掛け率も左右するでしょう。
MD・バイヤー共にかなり重要になってくる能力なのは間違いないでしょう。
ただ、この２つの職業に限らず、交渉能力はどんな仕事をする際にも必要な能力なので、常日頃から磨いておきましょう。
さいごに
今回はMD・バイヤーに必要な能力・スキルを上げてみました。
もちろんそれ以前に、ファッション業界に関する知識、またファッションセンスも重要でしょう。
READY TO FASHION MAGでは、今回の記事のように、ファッション業界の知識を広げるために記事が他にもいくつかあります。
ピックした記事のURLを以下に貼っておきますので、気になる方は是非読んでみてください。
READY TO FASHIONでは、ファッション業界の様々なアルバイト・インターン・新卒・中途の求人を取り扱っています。
またファッション業界の人で働く人、直で繋がることのできる、ファッション特化のマッチングサービス「fatch」もリリースされます。
こちらの下記URLから是非チェックしてください。
READY TO FASHIONの求人はこちら
新サービス「fatch」の詳細はこちら
関連記事
text：READY TO FASHION MAG編集部
