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本連載では、「ファッション業界でこの職業に転職したいけど、必要なスキルって何だろう…」という疑問をそれぞれ職種に分けて取り上げていこうと思います。
第4回となる今回はVMD・店舗開発編。VMDや店舗開発にはどのようなスキルが必要なのか、簡単ではありますがご紹介していきます。
では、早速見ていきましょう。
VMD・店舗開発とは?
まずはじめにVMDとは何の略がご存知でしょうか?
VMDはvisual merchandisingの略称です。
これを分解して見てみると、Vsiual=視覚のmerchandising=商品化計画(販売促進・宣伝などを含めての商品マーケティング)となります。
つまり、視覚的にマーチャンダイジングを行う職です。
実店舗の商品の配置、内装の装飾、演出、また自社でオンラインショップなどを運営しているところであれば、そのサイトの演出など、それらに関係する活動が仕事です。
店舗開発は、企業、又はブランドが新しい店を出店する際にメインで動く職業です。
本部が出した出店計画から、出店候補地を出し、店舗の内装・構成、また取り扱うブランドや商品までも選定します。
それが完了したら次は、その店舗に家賃や人件費など、一体いくら程のコストがかかるのかを計算し、およそのその数値を出します。
そして契約を行い、最後にデザイナーと施工会社の選定、設備の手配などを行います。
では、この2つの職業に必要なスキルはなんなのでしょうか?
VMD・店舗開発に求められるスキル
特別この資格がなければこの職に就くことができないというものは、ファッション業界のVMD・店舗開発にはありません。
ですが、どちらも企業内で重要なポジションなので、それなりのスキル・能力は求められます。
いくつかピックして見てみましょう。
店舗デザイン能力
これはVMD、店舗開発どちらの場合にも必要となってくる能力です。
VMDの仕事は先述したように、店舗の内装のデザインです。
センスは勿論重要ですが、そのほかにもインテリア、建築、雑貨にも詳しくなければなりません。
教養といえば大げさかもしれませんが、普段の生活でアンテナを張り様々な情報をインプットしていく必要があります。
そういったセンス、知識2つがVMDに必要となってくる店舗デザイン能力でしょう。
店舗開発の場合は、内装というよりかは、店自体のデザインでしょう。
体験のデザインもあわせて必要です。どのような気持ちで店舗に足を踏み入れ、何を目にし何を手にするのか、何を感じてもらうのか。
緻密な計算とそれらを裏付けるデータも必要となるかもしれません。
店舗を構える場所選びにもセンスは必要でしょう。
実際に設計するのは、店舗開発ではないですが、こんな感じで作って欲しいというのを伝える際に、その能力がなかったら…
店舗プロデュース能力
こちらもどちらともに必要となってくる能力でしょう。
VMDも店舗開発も、その企業、ブランドの世界観にあった、また客側から見ても印象の良い店舗をデザイン、建てる必要があります。
そこで必要となってくるのが、店舗プロデュース能力です。
店舗集客能力
これも2つに引き続き両方に必要になってくるであろう能力です。
VMDは、実店舗も勿論ですが、商品を販売するサイト、SNS等のMDも行うことは少なくありません。
どのようにこの2つを活用しtれ、店舗集客を増やすのか、考える力が必要でしょう。
店舗開発は、この場所で、この店舗だったら、うちの客層にあっていて店舗集客が増えそうなどを考えて新店舗を置かなくてはいけません。
店舗施工能力
これは主に店舗開発に必要になってくる能力でしょう。
建設会社やデザイナーにこうして欲しいと伝えるのに、自分が店舗施工のことについて無知ではそれはできないでしょう。
さいごに
今回はVMD・開発担当と、主にお店の建物、内装に関わる2つの職種について見て行きました。
この記事を読んで、「うわぁ俺には無理だ…」「私人とコミュニケーションを苦手だしな…」と思って諦めている人も中にはいるかもしれません。
確かに簡単にすぐ就ける職業ではないですが、業界内で確実にキャリア形成を行い、少ないチャンスをモノにしていただきたいです。
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text:READY TO FASHION MAG編集部