文化ファッション大学院大学(以下、BFGU)は、理論と実務を架橋する専門職大学院として、次代のファッションビジネスの方向を示唆するような、未来志向の対話・議論の場としての、いわば「ファッションのダボス会議」ともいうべきイベントを毎年2月に開催している。それが「文化ファッション大学院大学ファッションウィーク(BFGU FW)」だ。2017年度も1月30日(月)に、ファッション尽くしとなる一週間の幕が開けた。
この1週間の開催期間中、ファッション産業界からパネリストを招いたシンポジウム、同学の院生によるファッションショーや展示、研究発表などを実施し、ファッション産業界に対し、ファッションビジネスの新しい視点を提案している。
ファッションのスペシャリストを目指す学生たちの展示は金曜日(2017年2月3日)まで展示されている。この機会にぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
【第9回(2017年)BFGU FW 開催概要】
開催期間:2017年1月30日(月)〜 2月3日(金)
会場:学校法人 文化学園内 遠藤記念館大ホール ほか
テーマ:“感動するデザイン” ー 進化するクリエイション ー
(★)がついたプログラムは会場の収容人数に限りがあるため、招待状をお持ちの方のみ入場可能。
【シンポジウムやファッションショーも開催】
《シンポジウム》
日時:2017年1月31日(火) 15:00~16:30
パネリストには、いま最も注目を浴びる若手クリエーターのタイトル、毎日ファッション大賞の新人賞を獲得した、「プラスチックトーキョー」の今崎契助や、次世代を担うデザイナーとして期待されている「イン(IHNN)」印致聖(イン チソン)などが登壇。
パネリスト:
《2年次修了ショー》
日時:2017年1月31日(火) 17:00~18:00
本ファッションウィークのメインイベントとなる、ファッションデザインコースの卒業ショー。国内唯一の専門職大学院が贈る、学生最高峰のクリエーションが発表される。シンポジウムやファッションショーの様子は、READY TO FASHION編集部から後日配信予定。
【文化ファッション大学院大学について】
日本のファッション産業界がグローバル化するために欠かせない「高度なファッション教育を受けたプロフェッショナル」を育成するために、開設された専門職大学院。
BFGUを卒業しデザイナーとして事業を興している人は、今崎契助(プラスチックトーキョー)、井上里英香(リエカイノウエヌー)、小高真理(マラミュート)、赤丸卓正(シュチャストニースー)、森下慎介(ラマルク)、印致聖(イン)、大野陽平(ヨウヘイオオノ)、ヴィヴィアノスー、米田年範(ワンピースとタイツ)などが名を連ねている。
また、BFGUの前身で、2年間の開校期間を経てBFGUへと移行した文化ファッションビジネススクール(BFB)からは、コムデギャルソン社のガンリュウの丸龍氏、アレキサンダーマックイーンから独立しエルザウィンクラーを立ち上げた中井氏、チノの茅野氏、イッセイミヤケから独立したタークの森川氏などを輩出する実績をもつ。
イベント詳細はこちらから:http://bfgu-bunka.ac.jp/topics/info2017/
記事中の画像は:公式HPより引用
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