メルボメンズウェアー株式会社はオーダースーツ専門店、麻布テーラーを運営する会社。1999年にブランドをスタートした麻布テーラーは、身体はもちろん感性にもフィットするパーソナルオーダーを掲げ、パターンオーダーのパイオニアとして現在に至るまでその技術力や接客力で業界をけん引してきました。
より個人に合ったスーツを作るために、豊富な選択肢や細かい体型補正を用意する姿勢は、まさに顧客目線に立ち続ける麻布テーラーの魅力でもあります。
そんな麻布テーラーでは「Cool, Cozy, Classic」をテーマに、プロフェッショナルなスタッフとして麻布テーラー流とも言える接客を受け継いだ多くの社員が活躍しています。
今回お話を伺ったのは、紳士服業界に長年携わり、オーダーメイドの豊富な知識と経験をあわせ持つマスターテーラーの中島啓介さん、東京地区の5店舗を統括するエリアマネージャーの河野淳紀さん、テーラリングスタッフの吉村基毅さん。それぞれが考える麻布テーラーらしさとは何なのか、またそれをどのように社内に残していくのかについて語ってもらいました。
長年のキャリアを歩んできたマスターテーラーやエリアマネージャーがこれからの麻布テーラーを担うテーラリングスタッフに伝えたいこととはいったい何なのか、探っていきます。
<目次>
オーダースーツとの最初の接点
ーーいきなりですが、吉村さんは麻布テーラーに入社して1年弱ですよね。何歳ですか?
吉村:今年で26歳になりますね。
ーー渋すぎますね。
中島:1年前はほんと初々しかったんですよ。髭もなくて、もうちょっと短髪で。
吉村:そうですね…(笑)。
中島:さっき店長ともたまたま話してて。1年前の写真と比べたら、垢抜けた。
ーー麻布テーラーで働くと一皮剥けるんですね。
吉村:東京に染まりました。
中島:東京にか。
河野:いいことだね(笑)。
ーーところで、みなさんは前職では何をされていたんですか?
中島:20代の頃は麻布テーラーとは違うアパレルで2、3年ほど働いてました。ヨーロピアンカジュアルを提案するブランドで。あとはアルバイトしながらバンドをやっていて。別にキャリアでも何でもないんですけどね(笑)。
河野:ちなみにバンドでのポジションは何だったんですか?
中島:ギターボーカルでした。何年か前は麻布テーラーのメンバーでバンドもやってたりしたんですよ。
河野:僕は名古屋の大学に入って、その後は建築系のリフォーム会社に新卒で入社しました。学生の頃からファッションが好きだったので、仕事着だったスーツをおしゃれに格好良く着たりして。そこで働いてる時に、先輩に「おしゃれで格好良いスーツ屋さん、ないですか?」って聞いたら、たまたま麻布テーラーを教えてもらったんです。お客様として出会ったのが最初のきっかけでした。
吉村:僕は新卒で車の営業をする会社に入社しました。ただ学生時代に既製スーツの販売のアルバイトを1年ほどやっていたこともあって、今度はオーダースーツの方でまたスーツ業界に行きたいなと思っていて。それでオーダースーツのお店を経営している知り合いに相談したら、麻布テーラーがすごく良いって教えてもらったんです。
河野:もともとスーツ業界に憧れがあったの?
吉村:そうですね。ベタですが、映画の「007」とか「ゴッドファーザー」を見ていて、渋いスーツ着たおじさんカッコいいなっていう憧れが昔からあったんです。スーツ屋でアルバイトをしていたのもそういった憧れからです。
ーーそんなみなさんがオーダースーツに興味を持ったきっかけは?
中島:求人に載っていた当時のマスターテーラーの写真を見て、「いいなぁ、かっこいいな」と率直に思ったのがきっかけです。すごく渋いおじさんなんですけど、その人の写真を見てこういう感じの仕事をしたいなと思って応募しました。スーツに関する知識もそれほどなかったので、オーダースーツかどうかにもこだわりはなくて。とにかくそのイメージにやられましたね。
河野:僕は昔からずっとファッションに興味があったのですが、自分の体格にピッタリ合う服がなかったんです。自分が好きな服を着たいっていうことも含めて、オーダースーツには強い憧れがありました。
あとは、楽しいと感じることを仕事にしたいという思いがあって。一つのものを作り上げていくことや人と話すことが好きなので、そこがオーダースーツ店でマッチしましたね。すみません、中島さんよりかっこいいこと言っちゃって(笑)。
中島:決まったっていう顔、やめてくれる(笑)?
吉村:僕は、既製スーツの販売をやっていた時に自分のサイズが合わなかったことが多かったんですよね。肩幅があるけどウエストは細めなので、片方に合わせると片方が余っちゃうんです。
そんな中でオーダースーツを作ってもらった際に、フィット感に衝撃を受けて。オーダーだったらサイズ感の問題は解決できるのかもしれないと思ったのがきっかけで、本格的に興味を持ち始めました。
気取りすぎず、ほっこり感を大切にする「Cool, Cozy, Classic」
ーー実際に麻布テーラーで働く中で感じるブランドの魅力とは?
中島:フィッティングの技術力はもちろん、気取りすぎてないところですかね。今って、お買い物に行っても楽しめるお店が昔に比べて少なくなっていると思うんですよね。でも、こういう感じの人が(2人を指しながら)緊張感をほぐしながら明るく接客していると。楽しみながらスーツをオーダーできるのは一番の魅力のような気がします。
ーー麻布テーラーの魅力はチーム接客にあるとお聞きしました。
中島:麻布テーラーはオーダースーツ業界の中でもチーム接客を大切にしていると自負しています。一般的には、オーダースーツを作る時ってマンツーマンで作るんです。でも、麻布テーラーではスタッフそれぞれの得意分野を活かしながらチームで接客する。ブランドの立ち上げよりお客様を喜ばせたいという思いが強かったからこそ、この接客方法が引き継がれているんです。
吉村:入社して間もないですが、僕もそういったチーム感を感じます。実際、提案で困った時は、他のスタッフがさりげなくフォローに入ってくれて。マンツーマンの接客だったら提案しきれないことをいろんなスタイルでスーツを着ているスタッフが入ることでチームとしてご提案できるんです。それがチーム接客のメリットだと思います。
ーーチーム接客に関してマニュアルはあるんですか?
中島:特にないですね。麻布テーラーができた時からの伝統だと思います。チーム接客と言っても、みんなで一人のお客様に楽しんでいただきたいという思いから、僕らがまず仕事を楽しんで、それがお客様にも伝わって、一緒に同じ空間を味わえればいいなと思っています。けど、お客様が楽しんでくれるのが嬉しくてそのためにやっているので、どっちが先か分からないですね。
ーーそういった接客が伝統として当たり前にできているのはなぜでしょう?
河野:根本にあるのはマスターテーラーの存在ですね。僕がプレーヤーとして最前線で販売をしていた時、自分がものすごいお金持ちになった感じがして、スタート価格である8千円のシャツや4万円のスーツがどうしても安く感じてしまったことがあったんです。
その頃によくマスターテーラーに言われていたのが、「自分だったら常に8千円、4万円を払えるか」っていうことでした。数十万円の生地で仕立てようが数万円の生地で仕立てようが、対応は同じ。値段に関係なく最後までちゃんと責任を持ってやり通せと。そこで、ハッとなって。
もちろんフォローはしますが、新人に絶対責任を持って最後までやりなさいということは常に伝えていますね。それがどんどん当たり前になっていって、今に至るという感じでしょうか。
当たり前にやっているから、いざ言語化するのは難しいんですけど、会社によっては正しくないことを正しいって思わなきゃいけない時もあると思うんです。でも僕らが今生き残れているのは、昔から教育してきた人たちが正しいことをやってきたからだと思うし、その軸がブレていないからだと思います。
ーーチーム接客はコンセプトである「クール、コージー、クラシック」に通ずるものなのでしょうか?常にそれを意識してきましたか?
中島:もちろん「クール、コージー、クラシック」をウィンドウなどVP(ビジュアル・プレゼンテーション)で具現化するというのは、念頭にあります。スタッフもお客様もかっこよくするという意味のクールと、かといってあまり硬すぎずほっこりさがある感じ。それが自然と接客のスタイルにもつながっていると思うんです。それはチームに対しても言えて、厳しいだけではなく、ほっこり感を出しながら、チームでやっていく。麻布テーラーらしいってそういうことかもしれないですね。
ーー気取りすぎないところが麻布テーラーの魅力と先ほどもおっしゃっていましたよね。では、入社して間もない吉村さんから見た麻布テーラーらしさとは?
吉村:カジュアルに傾倒するとかラグジュアリーに傾倒するとかではなく、ブランドが何か一色に染まりすぎていないのが麻布テーラーらしさだと思います。いわゆるハイブランドみたいに隙がなさすぎる雰囲気でもないですし、そういったブランドとはちょっと違うところ。最近だとオンラインでもオーダースーツが作れるブランドさんが増えていますが、うちにはそれがないんです。良い意味で最先端じゃない。昔っぽさと今っぽさがうまいこと混ざっています。そういった意味で、麻布テーラーって温度を感じられるブランドなのかなと思いますね。
河野:その温度がどこからくるかというと、チームの仲の良さから来るんだと思うんです。仲が良いエピソードはよくあると思うんですけど、麻布テーラーの場合は結構自信あるんです。うわべで言ってるんじゃなくて、休日も飲みに行くくらい仲が良い。
社会人になって友達とか仲の良い先輩ってできないと思ってたんですよ。でもこの会社には良い意味で上下関係の壁がないので、それが全部お客様にコージーさとして伝わっているんだと思います。
中島:うん、わかる。
河野:優しさとか温かみっていう麻布テーラーらしさって、お店の雰囲気とか全てにおいてイコールになってくる。だから今でも自分がここに残ってるっていうのは正直あります。僕はザ・営業、体育会系なので、本来だったら車や家を売っているでしょうし、それをやらずにずっとここにいるのはそれ以上の価値があるからだと思っています。
中島:クールさもありつつ、コージーな雰囲気やクラシックなテイストもある、その麻布テーラーらしさが具現化できたら一番いいかな。
お客様ともスタッフとも全力で向き合っていきたい
ーー話は変わりますが、吉村さんは今実際にどんな風にスキルを習得しているんですか?
吉村:二子玉川の店舗は奥にオーダー席が4席あって、どこの席にいても接客の声が全部聞こえてくるんですよね。どんな感じでお客様と接しているのかを中島さんや河野さんの声を聞いて吸収しています。それがスーツに関係のない雑談がメインだったりして、お客様の緊張感がなくなって楽しんでいるのを感じるんです。最近になって自分もちょっとずつ意識できるようになってきました。
ーー商品説明はある程度の型はあるとは思いますが、雑談をするって逆に難しくないですか?
河野:僕は逆に雑談から入りますね。スーツに詳しい人ばかりが来店されるわけじゃないので、商品知識をものすごく語るのも良くないのかと。
どういうシーンで着たいのかをお聞きしなくてはいけないのですが、いきなり機械的に「いつ着ますか?何を着たいですか?」って言っても面白くない。お客様の波長に合わせるように心がけています。スタッフは自分に酔っちゃいけないですよね。
ーー吉村さんから見てベテランスタッフさんのここがすごいって思うところって?
中島:言うてな(笑)?
吉村:…(笑)。サイズの補正を遠くから見てもすぐ判断できるのはもちろん、やっぱりみなさん昔からの顧客様が多いっていうことが一番すごいなと思うところですね。
二子玉川店は2012年にオープンしたんですけど、オープン当時から来店されるお客様が多いんです。河野さんも梅田店の時のお客様がいらっしゃったりとか、スタッフごとに顧客様がすごく多いなって思います。
ーー「また来たい」と思えるからファンの多さにつながる。そこまで接客に熱意をそそげるのはなぜですか?
河野:そういうことが統一できるメンバーが揃ったということがあるかもしれないです。僕のエリアでは、同じベクトルだったスタッフたちが、すごくまとまってきているなと思います。気心が知れたメンバーで、楽しみながら一丸となってやっている状況がお客様にそのまま還元できてるんじゃないですかね。
ーーオーダースーツのブランドで働いていてやりがいを感じる場面は?
河野:僕が入社した頃は教育体制が今ほど整っていなかったので、入社程なくして、オーダーシャツの作り方を教えてもらい、「じゃあ接客行ってみて」と送り出されるんです(笑)。
それで新規のお客様を接客することになり、汗ダラダラでやって、最終的に出来上がったものは悪くなかったのですが、仕様が少し間違っているので作り替えることになったんです。ものすごい迷惑をかけてしまったんですけど、めちゃくちゃ全力でやったんですよ。
そうしたら、「一生懸命やっていたのでそれに心を打たれた」と言っていただけて。麻布テーラーに10年ほどいますが、それが僕の最初のお客様で、今でも指名してくださります。それが一番ずっと頭に残っていて、どんなお客様でも真摯に向き合いたいし、常に満足いただける接客をしたいです。それがやりがいになっていて、そこだけはブレません。
それって、お客様だけじゃなくて周りのスタッフとも全力で向き合うことにもつながっていて。全部お客様から教えてもらいましたね。
吉村:僕の場合は、最初は接客の時に上手く喋れなかったんです。でも、徐々に慣れてきて楽しくお話できたお客様が次にシャツだけじゃなく、パンツやジャケットも作りに来てくださって。その方から「クローゼットに麻布テーラーの商品が増えた」って言っていただけた時はやりがいを感じました。
中島:僕も店舗が異動しても変わらずに来てくれるお客様にオーダーしていただけるのは一番嬉しいです。
教育面で言うと、部下が成長してくれるのはやりがいですね。一年前はおぼこい子、可愛らしい子がちょっと垢抜けて、売り上げも僕らを抜いて、育ってきてくれて嬉しいです。
河野:さらに付け加えると、マスターテーラーっていう視野が広くて経験値も違う人が、新人を常に見ながら、その場でフィードバックしてくれるんですよね。フォロー体制が麻布テーラーではできているので、新人の成長につながるんです。だからそういった体制は他のオーダー屋さんよりも強みだと思います。それがマスターテーラーのやりがいですよね。
中島:よくぞ言ってくれました(笑)。
マスターテーラーはアンカーだ。
ーーそもそもマスターテーラーの役割は何ですか?
中島:補正や修理、サイズに関する正しい知識を提供することですかね。
河野:僕でも採寸中で分からないことがあったら、絶対にマスターテーラーを呼んで「ここどうしたらいいですかね」と聞くので、それくらい技術への信頼感がずば抜けています。そこが、お客様の喜びや満足度に反映されているんだと思います。
マスターテーラーに出てきてもらうことでお客様も安心しますよね。
中島:お客様に対してはそうだよね。ただ僕が入社した頃のマスターテーラーが言っていたのは、「マスターテーラーはアンカーだ」ってこと。スタッフが間違った道に行かないように教育するためにいるという説明を受けました。だからその人が一人いれば安心というか、ひいては会社が間違った方向に進まないためにいる存在ですね。
ーー中島さんが会社を17年続けてきた中で大切にしてきたことは?
中島:自分で楽しさを見つけること、じゃないですかね。そうじゃないとなかなかしんどいじゃないですか。僕の場合の楽しさって、仕事全体を通してあるんです。例えその日の売り上げが達成していなくても、お客様とこういう会話ができたとか、こういうことを身につけられたのも楽しかった、とかね。
先代の人たちを見ていても、自分で楽しみながらやっていましたね。かっこいいなと思う人は常に楽しむ姿勢があった。
河野:麻布テーラーは楽しいですよ。でも実は、僕は自然に楽しむというよりかは、自分でコントロールして楽しむことも多いんですよね。でもそれって偽りだったりするじゃないですか。だからガチで楽しんでいる人を見るとほんとに救われるんですよ。
中島:アホやん。バカにしてる(笑)。
河野:ほんとに救われてるんですよ。感覚的に楽しんでいる人と、僕みたいに自分をコントロールして楽しんでいる人だと、ちょっと違うというか。麻布テーラーって中島さんみたいな素で楽しんでる人が多いんですよ。
吉村:接客でも、忙しくなればなるほど中島さんのテンション上がって、すごい笑ってますよね。どんなに忙しくて一杯一杯な状況でも、こっちもそれにつられてしまいます。
中島:しんどいときは「あ〜しんどい」って言わないんです。「あ〜えんじょい!」って言うんです(笑)。
河野:そういう人たちがマスターテーラーの立場でいてくれてるのは心強いですよね。
中島:麻布テーラーができた頃は、もっと熱気があって、しんどいけど笑いながら頑張っていこうっていう泥臭さがあったんですよね。当時のその印象が強くて、未だにそれが残ってるかもしれないです。
当時のメンバーで残ってる人は少ないですが、それを引き継いでずっと大事にしてやっている。そこは下の子たちにも残していきたいですね。
自分よがりじゃなくてみんなと楽しめる人になってほしい
ーーでは、今後の麻布テーラーを担っていく後輩たちに伝えたいことは?
河野:中島さん、「飲みいこか」じゃだめですよ。
中島:ダメかぁ(笑)。
でもやっぱり、これからのスタッフにも楽しさを見つけながら、自分よがりじゃなくてみんなと一緒に楽しめるような人になってほしいですね。そういうことができるスタッフがどんどん増えていって欲しいなと僕は思いますね。
やっているうちに、しんどい時も出てくると思うんです。でもどんな場面でも、楽しさを見つけながら、それをお客様にも伝えて毎日やってもらいたいなと思います。
河野:僕は本当の意味でのお客様目線になるということを受け継いでほしいです。目の前の売り上げだけじゃなくて、お客様を楽しませることだったり、お客様と一緒に成長できるみたいな。
フォローもするし、失敗してもその時は自分が前に立つので、お客様に対して何ができるのかを常に考えてやってほしい。その軸がブレないようにしてほしいっていうのは常に新人に対して思ってますね。
ーー最後に、今後麻布テーラーでどうなっていきたいですか?
吉村:僕は店長やグループ長、マスターテーラーを目指していきたいですね。理由はやっぱり、かっこいいから。今見ている人たちがかっこいいから、自分もそういう存在になりたいっていう思いだけですね。
河野:この立場になって、できることとできないことが分かるようになってきたので、正直さらに上を目指していきたいです。上をまとめて社内全体をもっと良くしていきたい。
中島:僕はもう50代なので、残りを見据えてやりたいことは、目指してたマスターテーラー、自分が見てきたおっちゃんたちの理想に近づきたい。
河野:いや、もうなってると思いますよ。僕が入った頃にいたマスターテーラーに。茶髪以外は。
中島:やかましい。なんの話や(笑)。
河野:っていうのは冗談ですが、大切なのは、マスターテーラーの雰囲気とか人間性ですよね。
中島:でも組織としては教育をもうちょっとやらないといけないので、やりたいな、やろうかな、と思ってます。これから入ってくる人たちへの教育とか、店長に対する教育とかね。それがほんとのマスターテーラーの仕事だと思うんですよね。
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