今ファッション業界で最も注目されているワードの一つ、「ミレニアル世代」。

2000年代に成人あるいは社会人になる世代のことを指し、1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ミレニアルズ(millennials)とも呼ばれる。

近年、「若者離れ」が深刻化しているファッション業界だが、本連載では、そんな「若者=ミレニアル世代」らが持つ、お気に入りのファッションアイテム、価値観をインタビューと共に紹介する。

 

vol.1は1997年生まれ、早稲田大学で建築を学びながら、ファッションサークルにて服作りも行う、鈴木新さん。

彼のお気に入りのアイテム、ファッションに対する価値観とはどのようなものなのだろうか。

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【Blue Bronze(ブルーブロンズ)のドレスシューズ】

ーなぜこの商品を買ったのですか?

Blue Bronzeという靴の修理屋から出ている靴ということもあり、ソール・ヒール・紐の色を自分でカスタマイズできるというところが新しくて愛着が持てそうだったから。ちなみに僕は、ソールは緑、ヒールは黒、紐は青磁色を選びました。 また、お店に持っていけば修理可能なので、気に入った靴を永遠に履けるという理論に浪漫を感じたからですね(笑)。

 

ーどこで買いましたか?

浅草駅 / 田原町駅の近くにある、靴修理・靴クリーニングからオーダーメイドシューズも取り扱っているBlue Bronze(ブルーブロンズ)というお店です。

 

ー「若者離れ」と言われている今のファッション業界についてどう思いますか?

正直なところ、”若者のファッション離れ”と言われてもピンと来ません。確かに数字で見れば、洋服における若者の購買額や購買頻度は低下しているかもしれませが、それはマインドではなく経済の問題で、ファッションとの関わり方が変わってきているからだと思います。お気に入りの服を毎日擦り切れるまで着る人、高価ではない服を自分らしく着る人、本来ファッションではないものを服と捉え直す人。僕の周りには様々な形でファッションと向き合っている人がいます。僕の中で”ファッション離れ”とはファッションに無関心になることです。それまでは、服には無限の可能性があります。

 

ーありがとうございました。

 

Blue Bronze : https://blue-bronze.com/

 

 

Planning & editing:Riku MatsuzawaREADY TO FASHION MAG 編集部)

READY TO FASHION MAG 編集部

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