今ファッション業界で最も注目されているワードの一つ、「ミレニアル世代」。

2000年代に成人あるいは社会人になる世代のことを指し、1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ミレニアルズ(millennials)とも呼ばれる。

近年、「若者離れ」が深刻化しているファッション業界だが、本連載では、そんな「若者=ミレニアル世代」らが持つ、お気に入りのファッションアイテム、価値観をインタビューと共に紹介する。

 

vol.5は1997年生まれ、保育系大学の学生であり、4月より東京に上京する予定の渋谷菜花さん。

彼女のお気に入りのアイテム、ファッションに対する価値観とはどのようなものなのだろうか。

 

関連記事
【連載】daily youth|ミレニアル世代のファッションアイテム vol.1 Blue Bronze(ブルーブロンズ)
【連載】daily youth|ミレニアル世代のファッションアイテム vol.2 XANDER ZHOU(ザンダーゾウ)
【連載】daily youth|ミレニアル世代のファッションアイテム vol.3 LANDS’ END(ランズエンド)
【連載】daily youth|ミレニアル世代のファッションアイテム vol.4 AKIKOAOKI(アキコアオキ)

[hr]

【MM⑥ Maison Margiela(エムエムシックス メゾンマルジェラ)】

ーなぜこの商品を買ったのですか?

私に似合うはず。とプレゼントしてもらったもの。変わったデザインのダウンを探していたので、嬉しかったです。

 

ーどこで買いましたか?

MM⑥のものだけど、プレゼントなのでどこで買ったかはわかりません。

 

ー「若者離れ」と言われている今のファッション業界についてどう思いますか?

「若者離れ」と言われているとよく聞きますが、ファッション業界について詳しく知らないので、正直わかりません。私は神戸の大学に通っており、東京ほどファッションに敏感な人も多くないです。ましてや、保育系の大学に通っているので周りの人たちはファッションに興味ない人が多いです。その一方、神戸の街では若い人たちが買い物を楽しむシーンも多いので、ファッションを楽しむということに限っては、「若者離れ」はしていないと思います。

私は保育系の大学に通っており、自分の着たい服で学校に行くと初めは浮いていました(笑)。保育士らしくない、と言われたこともあります。職種や周りの目を気にして、お洒落を楽しめないのは悲しいし、勿体ないと思います。できるだけ環境のせいにはしたくないですが、例えば、学生ならば学生らしい服装で。など社会的な見方でファッションを捉える大人がいることは、若者からお洒落をする楽しみを奪っている気がします。

 

ーありがとうございました。

 

 

 

Planning & editing:Riku MatsuzawaREADY TO FASHION MAG 編集部)

READY TO FASHION MAG 編集部

1000社・25万人/月間が利用するファッション・アパレル業界の求人WEBサービス「READY TO FASHION」を運営する株式会社READY TO FASHIONが、業界での就職・転職活動に役立つ情報を発信するメディア『READY TO FASHION MAG』。業界の最新情報をお届けするコラムや業界で活躍する人へのインタビュー、その他ファッション・アパレル業界の採用情報に関するコンテンツを多数用意。

PERSON