文化服装学院は、2023年11月2日〜4日に4年ぶりの通常開催となる文化祭を実施しました。

6シーンで構成されたファッションショーの3シーン目となる「cell」では、初の試みとしてショーとコンテストを同時開催。11名の学生デザイナーが、協賛企業である株式会社SHINDOのリボン・テープを使用した作品を発表しました。

今回のコンテストは、SHINDOの社内審査と、SHINDOのインスタグラムに投稿された作品へのいいね!数を競う投票により審査。グランプリを獲得したのは、服飾専攻科デザイン専攻の佐藤麗樹さんでした。

11月13日に行われた授賞式では、佐藤さんに2024年2月にパリで開催される服飾素材の見本市「プルミエール・ヴィジョン」のSHINDOブースにて本作品を展示する権利と、パリ行きの権利が与えられました。

SHINDOの代表取締役社長 深町忠則氏は受賞作品に対し、「リボンの耳をカットしてフリンジにするなど1点1点のこだわりと、細胞が繋がっているという世界観がうまく合わさったインパクトのある作品です」とコメント。「デザイナーとしての感性の素晴らしさを感じました」と評価しました。

「プルミエール・ヴィジョン」を皮切りに、佐藤さんのこれからの活躍に期待が寄せられます。

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

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