立命館大学の服飾サークル“C4”がファッションショー「ショクチュウショクブツ」を2017年11月26日(日)に同大学のびわこ草津キャンパス、12月03日(日)に衣笠キャンパスと、2回開催した。
本記事では、当日のルックを交えながら、同ショーの様子をお届けする。
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【C4|立命館大学 】とは?
立命館大学の学生を中心に「つくることが好き」な学生が集まった服飾団体。団体名の『C4(フォーシー)』は、”Creators Collaborate to Complete their Composition”の4つのCを取ったもの。その名の通りのクリエイター集団で、ファッションショーや展示会を企画し、服を作るだけでなく、オブジェや映像、フライヤーなどの制作も手掛ける。定期的に学内でショーを行なっている。
テーマは「ショクチュウショクブツ」
ドクドクしい。けれど、どこか私たちの心を魅了する美しいショクチュウショクブツを服で表現した。
11月26日に開催した、びわこ草津キャンパスでのショー会場は最も盛り上がる中央ステージでなかったにも関わらず、多くの人が訪れた。初めは、1回のみの公演の予定だったが、予想をはるかに上回る観客数で急遽2部公演が行われた。
1つ1つの作品が、クリエイターのショクチュウショクブツに対する世界観を全く違う形で表現されているだけでなく、メイクにも拘りを持ち、それぞれの世界観を忠実に表現されていた。
12月03日に衣笠キャンパスにて開催したショーにおいても大盛況であり、モデルがランウェイを歩くたび観客の表情が驚きで溢れていた。
企画長の木山悠子から
「今回のショーは、ステージの選考に落ちてしまうという最悪の状況からのスタートになってしまいました。それでも、普段より多いモデルさんやショーに向けての準備をしていくにつれ各クリエイターのモチベーションも上がっていきました。
今回、2つのキャンパスでショーをやりましたが、どちらとも多くのお客様に見ていただけて、私たちの活動をたくさんの方に知っていただけて、本当に嬉しかったです。」
大盛況に終わった今回の2つのショーを見た人は、C4の真摯に作り込まれた作品の魅力とそのショーの世界観を存分に理解出来たに違いない。精力的に活動しているC4に、これからもっと多くの人が心を奪われるようになるのではないだろうか。
Text:Miku(fashion community 1.0 関西チーム)