世界18カ国で開催されているVOGUE FASHION’S NIGHT OUT(FNO)2016が、東京に引き続き大阪でも11月19・20日の2日間開催され、大きな盛り上がりを見せた。
今回で5回目となる大阪では、去年とはスケールが大幅にアップし、阪急うめだ本店の9階特設スペースがパーティー会場と化し、会場全体に一体感が生まれていた。毎年来場者数が更新されているそうだ。
今回も会場で行われるオープニング・セレモニーを皮切りにスタート。
まずは東京に引き続き、歌手のクリスタル・ケイが新曲を含め3曲を披露し、会場を沸かせた。
(sacaiオフィシャルInstagramより)
その後『VOGUE JAPAN』の編集長である渡辺三津子とMCを務める別所哲也をはじめ、安田美沙子、森星など、豪華なゲストが勢ぞろいし、豪華な面々とともに華やかな始まりを告げた。
(sacaiオフィシャルInstagramより)
それぞれが様々な時間帯とスペースでトークショーやDJなどを披露し、会場をファッションと音楽の世界に包み込んだ。
9階の特設会場では、このイベントの一つの目的でもある「ファッションによる社会貢献」として、チャリティー企画が展開されており、FNOオリジナルのバッチがもらえることもあり、多くの人が様々な企画に参加していた。
今年は10種類のデザインが勢ぞろい。数量限定ではあるが、自分の好きなデザインを受け取ることができた。
(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 公式ホームページより)
集まった募金は、認定NPO法人 国境なき子どもたち(KnK)の東日本大震災と熊本地震の復興支援活動を中心に寄付される。
また、SNSを利用した企画も多く見られ、阪急モード公式SNSをフォローするだけで限定ノベルティをゲットできるカジノゲームに参加できるブースなども用意されていた。
FNO大阪スペシャルバーのブースもあり、「J.P.シェネ」の氷を入れて楽しむことができるスパークリングや、「BABBI(バビ)」の2日間限定ソフトジェラートが販売され、常に行列ができていた。
ブースの横には立ちながら購入した商品を飲んだり食べることができるスペースが設けられており、限定スパークリングやソフトジェラートを手にして休むことなく行われるパフォーマンスなどを見たりする人が多く見られた。
(「BABBI(バビ)」FNO限定ソフトジェラート)
さらに、『VOGUE JAPAN』のフォトシューティングを実体験できるスペシャルブースが登場し、『VOGUE JAPAN』編集部が選んだベストドレッサーは、クロージング・セレモニーのステージに登壇できるというとても貴重な企画が行われるなど、それぞれのブースに人が賑わっていた。
各階でも様々なイベントが開催され、ブランドごとにノベルティをプレゼントしたり、トーク&ファッションショーも行われていた。
5階の「ドレスギャラリー」では、パリで活躍しているスタイリスト、メラニー・ユインと、「VOGUE JAPAN」渡辺三津子編集長をゲストに迎えたトークショーを合わせ、エスカーダやオスカーデラレンタ、シャッツィチェンなどのファッションショーが開催された。
また、特設会場と3階のD-EDITではFNO大阪限定フォトプロップスが配布され、各場所による限定デザインを手に、フォトブースで記念撮影できるサービスが行われていた。
(FNO大阪限定フォトプロップス)
本当に多くのイベントが開催されており、1日があっという間に過ぎてしまうほど、内容の濃い、ファッションを様々な形で思う存分楽しめるVOGUE FASHION’S NIGHT OUT(FNO)大阪2016だった。
ファッションと接点を持てる貴重なこのイベントは、どこにいても人に溢れ、常にファッションと隣り合わせで楽しめる空間が広がっていた。今年のFNOはこの大阪で幕を閉じることになるが、会場に訪れた多くの人が少しでもよりファッションに興味を持ち、楽しむことができたのではないだろうか。
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