2017年6月、Google(グーグル)が、「Google Arts & Culture(グーグル アーツ&カルチャー)」にて、今日のファッションシーンに至るまでの ”物語”を紹介する、「ファッションプロジェクト」を公開した。
【Google Arts & Culture(グーグル アーツ&カルチャー)とは】
世界中の1,000以上の美術館や博物館が集めた芸術作品や文化遺産から、歴史•文化まで、インターネット上で高解像度のデジタル画像が見ることができるサービス。
Google Arts & Culture のファッションプロジェクトは、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京、サンパウロをはじめとする世界 42 カ国 180 の機関との協力の下、3 万点の画像や動画、資料を 400 を超えるオンライン展示として公開。これら 3 万点の資料には、700 点を超えるギガピクセル(超高解像度)画像や、Google ストリートビューを使った舞台裏の 360° 画像、 VR 作品が含まれているそうだ。
コンテンツとしては、古くは古代シルクロードからイギリスのパンクファッション、そして今日のファッションシーンに至るまでの ”物語” を紹介。さらに、マリリン・モンローが愛したハイヒールやシャネルのブラックドレスなど、時代を変えた象徴的な作品たちがバーチャルリアリティ見ることができる。日本からは、三宅一生氏や川久保玲氏による作品が公開されている。
過去から、現在に至るまでの歴史をウェブ上でみることができる本プロジェクト。学校のレポートで、文献を調べる必要がある学生にとっては有効に活用してみては。
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同プロジェクトは、 公式サイトおよび iOS と Android の Google Arts & Culture アプリ で閲覧することができる。
公式サイト:https://g.co/wewearculture
text:READY TO FASHION MAG編集部
photo:Google Arts & Cultureより作成