京都女子大学のファッションサークル「twinkle*」が、6/25(日)に初となる学外でのサマーショーを開催した。会場は京都岡崎のロームシアター。約300人もの観客がショーに訪れ、会場は大いに盛り上がりを見せた。
【京都女子大学「twinkle *」とは】
学生自らが毎回ショーのチームやテーマを決め、デザインから衣装製作までを全て行い、スプリングショー、サマーショー、学祭など、年に3.4回ファッションショーを行っている。
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長い期間をかけて作り上げられた本格的な衣装を、毎日練習を積み重ねたモデルたちが着こなし、ランウェイを歩く。ここに、スタッフによるそれぞれの世界観に合わせた華やかな音響や照明の演出が合わる。今回行われたサマーショーでは、糸、一回生のワンピース、フリル、classy、DoLFの順に行われ、それぞれ全く違った世界観が繰り広げられた。以下に、テーマごとに行われたショーの様子をレポートする。
糸〜フジックス〜
それぞれ違った糸を使用し、魅力を引き出した衣装が並ぶ。
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一回生のワンピース
一回生は一人ずつ自分にあったワンピースを一人一つずつ製作。
それぞれの個性が光るワンピースを着こなした。
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フリル
“可愛くないフリルを表現したい”という思いからできたチーム。フリルは8cm以下で衣装の5分の3以上という細かいルールを決め、それぞれ個性のあるデザインを作り上げた。力強い演出とウォーキングが組み合わさり、会場に緊張感をもたらした。
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classy
ノスタルジックでナチュラルなヴィンテージドレスをイメージ。太陽の光が差し、優しい風が吹いている自然の中で、それぞれのドレスや髪が揺れる見事な演出で、会場を優しく包み込んだ。
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DoLF
3回生による衣装。ピンクとパープルが栄え、学生とは思えないクオリティの衣装が並び、技術の高さを披露。
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【さいごに】
どのチームの衣装を見ても、どれもコンセプトに合った、細部にまでこだわり抜かれたデザインばかりで、その技術は本当にレベルの高いものばかりだった。世界観に合わせたバックの動画、音響、パンフレットも、すべて一から考え、作り上げられていた。学生が一から作り上げたものとは思えないクオリティのショーは、終始見る人を魅了していた。
代表の宮野さんは、「とにかく今までやったことのないことをやりたかった」と話されていた。代表をはじめとするメンバーの熱い思いから実現した初の学外でのショーは、大成功に終わった。
11月に行われる京都女子大学の藤花祭では、またどんなショーが繰り広げられるのだろうか。毎年クオリティの高いショーを繰り広げるtwinkleに、今後も目が離せない。