2017年4月12日、株式会社スタートトゥデイは同社が運営するCtoCフリマサービス「ZOZOフリマ」を2017年6月30日をもって終了することを発表した。

同サービスは、2015年12月15日にサービスを開始し、約1年半の運用となった。当時は、様々な企業がフリマアプリに参入する中、「ZOZOTOWN」を展開するスタートトゥデイの参入は、大きな話題をさらった。「ZOZOTOWN」や「WEAR」のIDと連携させることにより、出品を簡易化させることや、「ZOZOTOWN」からフリマのカテゴリに移行できることで、他社への優位性を誇っていたが、6月にサービスを閉じることになった。

閉鎖の理由は、CtoCフリマサービスはライバルの多い※レッドオーシャンだったということに加え、当初運営をしていたグループ会社の株式会社ブラケットが2016年にスタートトゥデイから独立したことも一つの理由なのかもしれない。大手が展開するCtoCフリマサービスでは、LINEが運営する「LINE MALL」も2017年5月31日に撤退をしている。「スタートトゥデイ」「LINE」のサービス終了により、盛り上がったCtoCフリマサービスの戦いに一つの終止符が打たれたとも言えのではないだろうか。

※レッドオーシャンとは?
競争の激しい既存市場のこと。対義語はブルーオーシャン(新規開拓市場)。

 

【サービス終了までのスケジュールは以下の通り。】

1.新規出品の停止 2017年4月28日(金)23:59まで

2.新規購入、既に出品してあるアイテムの編集の停止 2017年5月22日(月)23:59まで

3.アプリ全サービスの終了 2017年6月30日(金)11:59

READY TO FASHION MAG 編集部

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