服飾学生団体Keio Fashion Creatorは2023年8月27日(日)に交流イベント【Exhibition vol.2】「服と創作」をSHIBUYA109のCreator Collaboration Spaceで開催しました。

このイベントは、団体と団体外の学生や企業など様々な人との間に対話が生まれる場所を創りたいという思いから企画されたもの。当日は部員や来場者、業界関係者などが訪れ、たくさんの交流が図られていました。

「READY TO FASHION」編集部も同イベントに参加。この記事では当日のイベントの様子を写真を交えてお届けします!プロも顔負けするほどのKeio Fashion Creatorのクリエーションに今後も期待値が高まりました!

そもそもKeio Fashion Creatorは、総合大学や専門学校に通う学生を主体にファッションショーや服制作を行う学生団体。毎年12月に行われるショーを一年の活動の集大成とし、エスモードジャポンによる週一回のレクチャーを受けながらデザイナー・ディレクター・モデルマネージャー ・プレスの4つの役職に分かれ日々活動しています。

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本イベントでは、Keio Fashion Creatorが今期に作成したコレクションやルックブックの展示が行われました。

コレクションもKeio Fashion creatorらしいモードな印象。ルックブックはさながら海外のファッションマガジンのようで、特にビジュアルのクオリティの高さには圧倒されました。

その他、各部員によるアートや小物などの制作物の展示も行われました。

午前中には、Keio Fashion Creator出身である「HOUGA(ホウガ)」のデザイナー・石田萌さんを招き、その日限りのトークイベントが開催されました。

ブランド制作の原点やブランドにどのような思いがあるのかが語られ、学生にとっても貴重な時間になったのではないでしょうか。

トークショー後には石田さんと学生が交流する場面もみられ、貴重な時間になったようです。

会場には、エイジレス・ジェンダーレス・ストレスレスなドレスを提案する「HOUGA」の2023年秋冬シーズンのアイテムも展示。心の安心安全の場所を表現する「ataraxia(アタラクシア)」をテーマとしており、一度見たら忘れられないHOUGAらしいフリル使いが印象的でした。

  • 出典:HOUGA 2023年秋冬コレクション(FASHIONSNAP)

そのほかには、Christia Diorでオートクチュールモデリストを務める植木信地さんのインタビュー記事の展示も。

午後にはアパレル企業の方も訪れるなど、学生団体としてのイベントを超えて様々な業界・年齢の人たちとの交流が見受けられました。

なお、Keio Fashion Creatorは今年の12月に集大成としてのファッションショーを開催する予定。今後の活動にも期待が高まります。ぜひ皆さんもインスタグラムなどからチェックしてみてください!

Keio Fashion Creatorの詳細を見る

また、今年の4月29日(土)に青山学院大学にて開催された、KFC含むファッションサークル5団体の合同新刊説明会の模様も記事にしています。興味のある方はレポート記事からご覧ください!

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三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)

2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。