首都圏の様々な大学の学生によって構成されるファッション団体 Replus が2019年9月7日(土)に渋谷にて、学生でありながら自身のブランドを持ち活動しているクリエイター8名を集め、実際に制作したアイテムを販売するPOP-UP型イベントを開催した。
連鎖いう意味で「Re」 、希望可能性という意味で「plus」を表現。
学生団体Replusは2012年、原宿を拠点としたファッションスナップの撮影を活動の主軸に創設。そこから派生し、現在では古着を用いたファッションショー制作を中心に活動を行っている。メンバーは総合大学の学生から専門学生まで幅広い1〜2年生で構成される。団体理念は「ファッションを通して学生に可能性と希望の連鎖を。繋がりを。」
Replus代表 松本紘之介氏コメント
” 世の中には意外に多くの学生が洋服を作り、自身のブランドを立ち上げている。私たちは活動をしていく中でこのこと多くの場面で感じました。そこで、「それら学生が運営しているブランドを集めて洋服や小物を販売することで、学生の視点からファッションに積極的に関わっていけるのではないだろうか」と考え、今回のポップアップを企画しました。”
イベント当日はTシャツ、ロンT、パーカー、ワークシャツをはじめとする洋服の他にもアクセサリーやライターなどの小物といった様々な商品の販売に加え、マガジンの配布も行われた。また、ブランドを運営している学生の方も店頭に立ち、来場者との交流も多く見受けられた。セレクトショップのオーナーが来店し、その場で取り扱いが決まったこともあったそう。
1日で総来場者数は100名を超える大盛況。「学生の、学生による、学生のためのファッションイベント」で会場は若さと活気に満ち溢れていた。今回出展した学生クリエイターの詳細やReplusが11月に行うファッションショーの詳細は、公式Instagramからチェックできる。
定例のファッションショーのみならず、その活動の幅を広げていく学生団体Replusから今後も目を離せない。
text:福田 琉弥(READY TO FASHION MAG編集部)